愛犬への「過剰な愛情」は虐待へと繋がる

愛犬が大好き!良い暮らしをさせてあげたい!そう思う飼い主さんは素晴らしいです。しかし、犬は身体的にも精神的にも人間と同じではありません。

人間がされると嬉しいことでも、犬にとっては辛いことかもしれません。大好きであればあるほど、愛犬は「犬」であることを忘れがちになります。

あなたが愛犬を愛すれば愛するほど、愛犬は不幸になっていくそんなことは避けたいですよね。

今回は「優しい虐待」をテーマに、避けたい行動をご紹介していきます。ではさっそく、見ていきましょう!

1.いつもベッタリ一緒にいる

「家の中ではいつも抱っこや添い寝をして、たくさん話しかけて愛情をかけています」という飼い主さんはいませんか?

また、犬を孤独にお留守番させるのは可哀想…と思ってどこへ行くにも愛犬を連れて行ってしまうことも犬にとってはストレスです。

犬は大体15時間くらいの睡眠が必要なので、家の中で構い過ぎたり、散歩以外で外に連れ回すと犬は疲れてしまいます。

どんなにお出かけが好きな犬であっても、落ち着ける静かな場所で休ませてあげることが大切です。

2.ファッション性や人間並の清潔を求める

いつもキレイにカットされ、フリフリのお洋服を来て、可愛いバギーでお散歩している…こんなワンちゃん見たことありませんか?

実は、どれも犬にとって幸せなことではありません。犬のシャンプーやお手入れは月に1回程度でよいとされ、人間並に頻繁に行うと犬は肌荒れをしたり体の本来の機能が落ちてしまいます。

犬の服

犬の服についても、短毛や毛の性質上寒がりな犬種を除いては必要ありません。フリフリのスカートが付いていたり、キグルミのような動きにくくなるものは犬にとっては迷惑です。やめてあげましょう。

自分の足で歩かせる

また、バギーでお散歩は身体上の理由がない限り、犬には必要ないでしょう。

自分の足でしっかり歩いて筋肉をつけ、地面の感触や匂いを確かめることが、犬にとってお散歩の満足度を上げるのです。

3.人間の食べ物をあげる

人間用のミルクやオヤツなどをあげてしまうと、お腹を壊したり肥満の原因になります。犬と人間では必要な栄養も違うので、しっかりと犬にとって最適な食事について勉強することも愛情です。

また、人間の食事は塩分やカロリーが高いので、食事中におねだりされてもあげてはいけません。

4.しつけをしない

警察犬や盲導犬などの働く犬のような厳しいしつけはしなくてもよいですが、人間社会で共存するためのルールはきちんと教えてあげるのは愛情です。

噛みつく、無駄吠え、飛び出すなどの行動はしないようにきちんと飼い主さんがコントロールしてあげましょう。みんなに愛されて穏やかな一生を送れるようにしてあげたいですよね。

5.肥満のことを考えていない

丸太のように太ったコーギーが「虐待だ」とニュースになっていたのを見たことがある方はいませんか?

愛犬が美味しそうにエサやオヤツを食べる姿が可愛くて、おねだりされるとたくさん食べ物を与えてしまった結果、肥満になってしまうのです。

肥満になると内蔵や骨、運動にも支障をきたします。愛犬の健康管理も飼い主さんの愛情です。心を鬼にして、食べ物は適量を与えましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

人間と共存するために必要な最低限のしつけをして、あとは犬の自然な姿や環境を尊重するようなゆったりとした接し方が1番良いのかなと私は思います。

飼い主さんの自己満足ではなく、「愛犬にとっての幸せ」とは何なのか?ということをもう一度よく考えてみると良いですね。