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年金に加入して、長生きしよう!

【PJ 2005年09月08日】− 今回の総選挙で、郵政民営化に次ぐ選挙の争点となっているのが、年金制度改革だ。年金制度という言葉に、漠然と不信感を抱く人、当然若い人に多いわけだが、加入して得する場合もあり得るのだ。

 現在、あなたが会社員なら、毎月の給与やボーナスから、7%程度が社会保険料として徴収されている。さらにあなたが勤務する会社が同額を上乗せして国へ支払っている。これが、多くの会社には重い負担となっている。

 この負担率は、昨年の年金制度改革で平成29年以降、本人と会社負担で18.3%。(9.15%ずつ折半)まで上昇することになった。つまり、年金制度がなければ、あなたが貰う給料とボーナスは、2割程度アップしてもおかしくない。年収600万円のサラリーマンなら、年収で135万円、所得税・住民税の源泉徴収後でも100万円ぐらいの増収となる。毎年100万円を38年間3%複利で積み立てると、総額6916万円となる。

 あなたが、もし80歳まで生きた場合、60歳から20年間積立額を取り崩していくと、毎年465万円の受取りが可能になる。(この間の3%で運用)これだと、現役時代(年収735万円)の収入の63.2%を確保できるわけだ。ところが、90歳まで長生きした場合、毎年の受取金額353万円となり、現役時代の収入の48%まで下がる。

 この点、国の年金は終身保障で、給付額は一定である。厚生労働省発表の標準世帯モデルでは、給付水準は現役時代の50.2%を下限としているので、上記のケースとの比較では、寿命が80歳程度では年金制度などない方が得だが、90歳まで長生きすれば年金制度があった方が得となる。年収や運用利回り(現在の金利水準で3%は高過ぎる設定だが将来的にはあり得る)、国の年金試算など不確定の要素が多いので一概には言えないが、年金制度はバクチのようなもので、加入者にとって長生きをすればするほど、お得な制度なのだ。【了】
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 【 】
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