『IT/イット』ペニーワイズの頭部は“巨大なひび割れたメロン”が参考に!? メイク担当らがコメント

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 11月3日に公開される映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』で監督を務めたアンディ・ムスキエティが、本作に登場する“それ”ことペニーワイズの衣装とメイクについてコメントした。

参考:『IT/イット』監督が語る、恐怖を与えるために必要なこと 「共感できるキャラ作りを意識している」

 本作は、スティーヴン・キング原作の小説『IT/イット』を映画化したもの。内気な少年ビルと仲間たちが、何かに恐怖を感じる度にどこへでも姿を現す“それ”に立ち向かう模様を描く。

 “それ”を体現する邪悪なピエロ、ペニーワイズを演じたのは、『シンプル・シモン』『アトミック・ブロンド』のビル・スカルスガルド。ムスキエティ監督はビルが演じたペニーワイズについて、「今作を作るにあたって、どこかがちょっとおかしいと思わせるようにペニーワイズを少し子供っぽくしたかった。無垢なかわいさと、あんな恐ろしいことができるという対比があるからだ」と理想のペニーワイズ像があったことを明かし、「ビルは、それを持っていた。見る角度によって、彼は子供っぽいあどけなさがあるように見えたり、目の中に何か狂気的なものを感じさせたりする。瞬時のうちに、彼は悪魔に変わって見せられるんだ。彼には、その完璧なバランスがある。少なくとも、外見という意味でね。さらに、演技もそれに匹敵するんだ。彼の不安定さを感じさせる狂気は僕がまさに求めたものだった。僕は、予測不可能なモンスターを望んでいたんだ」とコメント。

 また、ペニーワイズの大きな頭部をデザインした特殊メイク・アーティストのアレック・ギリスは、「あの頭部は巨大なひび割れたメロンに似せて作った。僕たちは通常、ゼロからデザインするんだが、今回は監督のアンディがデザインを送ってきてくれた。それには、ほとんど子供のようにキャラクターを見せたいというコメントが付いていて、彼の望むものがだいたい入っていたんだ。それを見て、僕はすぐに魅了された」と、監督が思い描くペニーワイズ像に魅了されたと語る。

 特徴的な衣装は、衣装デザイナーのジェイニー・ブライアントが、中世、ルネサンス、エリザベス朝の要素を融合させたと語り、ペニーワイズがデリーを何百年もの間、苦しませてきたという事実を反映させていることを明かしている。また、ブライアントは「凝ったプリーツによって、ペニーワイズの衣装に有機的で爬虫類的な感じを加えた」と、服にプリーツを付け加え、歴史を感じさせるクラシカルな衣装の中に、邪悪な雰囲気を感じさせるポイントも入れたと話した。(リアルサウンド編集部)