大阪商工会議所、大阪市東成区や東住吉区などで100円商店街を開催

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 大阪商工会議所流通活性化委員会は11月、大阪市東成区の6商店街、東住吉区の駒川商店街、駒川中通商店会を手始めに、市内5地区で100円商店街を開く。各店舗が選り抜きの100円商品を用意し、商店街全体を1つの100円ショップに見立ててにぎわいを取り戻そうとする試みで、それぞれ工夫を凝らしたイベントや商品が用意されている。

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 皮切りとなる4日は、東成区の今里新道筋商店街、今里新道商店会、今里一番街商店会、神路銀座商店会、神路新道商店会、神路一番街商店街で「東成区第25弾!100円商店街」が開かれる。

 6商店街から88店舗が参加し、お買い得商品を販売するほか、徳島県の物産展、阿波踊り、プロレスのパフォーマンス、フォークコンサートなど多彩なプログラムが用意されている。

 東住吉区の2商店街で開かれるのは、「駒川百縁商店街」。94店舗が参加して100円や500円均一のお買い得商品が用意される。駒川商店街は北区の天神橋筋、旭区の千林などと並び、大阪を代表する商店街だけに、各店舗が趣向を凝らしたイベントや掘り出し物の商品を準備している。

 11日は住之江区の安立本通商店街、安立中央商店街、阿倍野区の文の里商店街、25日は福島区の野田新橋筋商店街で開催される。

 100円商店街は商店街を丸ごと100円ショップにする活性化イベントで、2004年に山形県新庄市でスタートした。「店に入りにくい」「入ったら何か買わないと出られない」という商店街のイメージを100円という値段で払拭し、気軽に立ち寄れる場所に変えようとする試みだ。

 考案者の新庄市のNPO法人「アンプ」によると、100円商店街は客が商店街内で滞留する時間が長くなるほか、参加店舗がそれぞれ知恵を絞ることから、従来の商店街活性化イベントより大きな効果を得られるという。

 大阪市の商店街は梅田や難波といった中心部を除けば、集客に苦戦するところが増えている。このため、大阪商議所は2010年から市内周辺部の商店街でにぎわい回復に向けて100円商店街を開催してきた。