ソロモン諸島の国会で演説する蔡英文総統(右)

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(ソロモン諸島 2日 中央社)蔡英文総統は2日、オセアニア歴訪の最終訪問先となるソロモン諸島の国会で演説し、気候変動の脅威に対抗するため、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向けて両国の連携を強化していくべきだと述べた。また、国際社会における台湾支持の表明に感謝を示した。

ソロモンではマエランガ副首相を筆頭に多数の閣僚が辞表を提出。マナセ・ダムカナ・ソガバレ首相は倒閣の危機に立たされている。蔡総統の演説のため、休会中の国会は特別に再開され、国会議員50人中42人が出席。ソガバレ首相とマエランガ副首相も同席した。演説後に蔡総統は、議員から総立ちで拍手を送られた。

ソガバレ首相は蔡総統との会談で、声を詰まらせながら台湾への感謝を伝え、今後も引き続き両国の外交関係を大切にしていくと語った。会談の席で両氏は、両国の警察の協力に関する了解覚書の調印に立ち会った。

中華民国とソロモンは1983年に国交を樹立。総統のソロモン訪問は馬英九政権時の2010年以来となる。

(呂欣ケイ/編集:名切千絵)