今年(2017年)とれた新米が店頭に出回っている。嬉しいのは新ブランド米が続々と店頭に登場していることだ。背景には、長年続いてきた米の生産調整の減反政策が来年(2018年)から廃止され、米づくりにも自由化の波が押し寄せている点だ。

生産農家にとっては収穫量が増える反面、新ブランド米の登場で品質にばらつきが出て、以前からのブランド米が淘汰される戦国時代となり、米づくりの転換期を迎えているという。

米穀データバンクによると、ここ3年間に登場した主な新ブランド米は、青森『青天の霹靂』、岩手『銀河のしずく』『金色の風』、宮城『だて正夢』、山形『雪若丸』、新潟『新之助』、石川『ひゃくまん穀』、福井『いちほまれ』。

コシヒカリを超える『新之助』

そこでリポーターの石井てる美が東京・目黒の米穀販売店『スズノブ』の西島豊造・五つ星米マイスターに新ブランド米で今年一押しの新米を聞くと、「魅力的なのは新潟県が生んだコシヒカリを超える可能性がある新之助」だという。

で、そのポスト・コシヒカリと噂される新ブランド米『新之助』を使って、西島マイスターから「美味しいお米を作るためのとぎ方、炊き方」を伝授してもらった。

まず、米の選び方は大粒のそろったコメを選ぶこと。白っぽい米はまだ未成熟なので白っぽい米が少ないのが良いという。

次にとぎ方。最初ミネラルウォーターで軽く掻き混ぜ、汚れを浮かせたあと水を切る。2回目以降は水道水で軽く20回ほど掻き回す。これを水が透明になるまで2〜3回ほど繰り返す。

最近は精米設備の性能が良くなり、軽く掻き回すだけで汚れは落ちる。力を入れてかき回すとコメの表面を傷つけるのでやめてほしいという。

最後に炊き方。水は軟水のミネラルウォーターを目盛通りに入れるのが最良という。

スタジオでも、この『新之助』を炊いて出演者にふるまったところ、小倉キャスターの感想は「粘りや弾力があり甘さが広がってくる」と高評価だった。