今季神戸を指揮していたネルシーニョ氏がブラジル帰国へ「日本ではとても幸せだった」

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▽今年8月にヴィッセル神戸の指揮官を解任されたネルシーニョ元監督が、15年過ごした日本に別れを告げ、母国ブラジルへと帰国することになるようだ。ブラジル『FUTEBOL INTERIOR』が報じた。

▽ネルシーニョ氏は、1994年にヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)のコーチに就任。1994年1月から1996年12月まで監督を務めた。その後ブラジルに帰国するも、2003年7月に再び来日し、名古屋グランパスの監督に就任。2005年9月まで指揮を執った。

▽再び日本を離れると、サントスやコリンチャンスなどで監督を務め、2009年7月に柏レイソルの監督に就任。J2降格も経験したものの、2010年のJ2で優勝、2011年のJ1ではリーグ史上初となる昇格1年目での優勝を果たし、天皇杯も制覇。2013年にはナビスコカップも制し、国内3タイトルをクラブにもたらせた。

▽2014年12月に柏の監督を退任すると、2015年からは神戸の監督に就任。タイトルこそ獲得できなかったが、チームのベースを作り、2016年の明治安田生命J1リーグ2ndステージでは2位につける躍進を見せていた。

▽『FUTEBOL INTERIOR』によると、ネルシーニョ氏は家族とともにブラジルへ帰国する見込みとのこと。年内は休暇を取り、2018シーズンから復帰するつもりのようだ。

▽ネルシーニョ氏の招へいには、ヴァンデルレイ・ルシェンブルゴ氏を解任したスポルチ・レシフェ、かつてセレッソ大阪で指揮を執っていたレヴィー・クルピ監督を解任したサントスも興味を示しているようだ。

▽ネルシーニョ氏はブラジル『Grande Área』でコメント。「今が帰る時だ」と語り、日本での生活を振り返った。

「ブラジルへの帰国を決断した。サッカーだけでなく、人々との共生や学習の面でも日本ではとても幸せだった。ただ、今が帰るべき時だと思っている。日本の文化の中で育った8歳の娘には申し訳なく思うし、日本が恋しくなるだろう」

「この先何をするかはまだわからない。私は休みたいし、今年はブラジルで休暇を楽しみたい。家族の隣で落ち着いて過ごし、2018年に何をするかを決断したい。しかし、私は達成感を持ちながら日本を離れる」

「私はタイトル、友人を得ました。そして、経験、組織、全てのものを日本から受け取っている」