シンガポールにある「フラグメント・ルーム」で、ガラス瓶を割ってみせる従業員(2017年10月19日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】今日、仕事で何か嫌なことありましたか──。シンガポールには、怒りを爆発させて日々のストレスを解消することのできる施設がある。

「フラグメント・ルーム(Fragment Room)」と呼ばれるこの施設は、コンクリート壁の何もない独房のような空間だ。利用者はここで、ガラス瓶からテレビまでさまざまなものをバットで破壊し、ストレスを発散できるというのだ。

 フラグメント・ルームが提供する主なサービスは、38シンガポールドル(約3200円)の限定パックか、350シンガポールドル(約2万9000円)の無制限パック。両方とも時間は30分だが、無制限パックの方は、壊し放題の「全滅プラン」となっている。

 壊す対象となるアイテムは施設側が提供するが、客自らが持ち込むことも可能だ。

 壊されるものの中で一番の人気はプリンターだという。

 破壊し終えたばかりで汗びっしょりの法学生(18)は、「講義のためにいつも印刷ばかりしている。だからプリンターを壊すのは気持ちがいい」とAFPの取材に話す。この女子学生が履いていた靴はプリンターのインクまみれとなっていた。
【翻訳編集】AFPBB News