トヨタ自動車 ディディエ・ルロワ取締役副社長によるプレスカンファレンス

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東京モーターショーの“地盤沈下”が続いている。入場者数や出展社数は下落傾向にあり、海外有名メーカーの不参加も目立ち、完全に世界5大ショーの地位を中国に奪われてしまっている。それに加え、母国開催であるにもかかわらず、今回はプレスカンファレンスにトヨタや日産という日本を代表する自動車メーカーの社長が出ないという“前代未聞”の事態が起きている。(ジャーナリスト 石橋留市)

“異変”が起きた
25日のプレスデー

 東京モーターショーの“地盤沈下”が止まらない。

 近年は海外メーカーの出展見合わせが相次ぎ、10月28日から一般公開が始まった第45回でもアメリカ、イタリア、イギリス勢が不参加となった。今や世界5大モーターショーの地位は中国でのモーターショーに奪われている状況だ。

 さらに今回の東京モーターショーでは日本メーカーによる国内軽視とも受け取られかねない事態が発生。関係者の間で衝撃が走る事態に陥った。

 日本にはトヨタ、日産、ホンダなど世界に名だたる自動車メーカーが存在する。母国市場で行われるモーターショーにもかかわらず地盤沈下が続くのは、「変わりゆく日本市場」に対するメーカーの姿勢そのものを映し出しているのかもしれない。

 異変が起きたのは25日。報道関係者向けに公開されたプレスデーのことだ。

 メーカー各社は出展概要を説明するために、プレスカンファレンス(通称:プレカン)を行うのだが、今回の東京モーターショーではトヨタ自動車がトップバッターとして25日午前8時30分から実施する予定になっていた。

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