イズナーがシードの強さを見せ、シュワルツマンを撃破。3回戦へ駒を進めた[ロレックス・パリ・マスターズ]

写真拡大

「ロレックス・パリ・マスターズ」(10月30日〜11月5日/フランス・パリ/室内ハードコート)で、ジョン・イズナー(アメリカ)は11月1日、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦し、順当な勝利を手にしてみせた。カウントは7-6(2)、7-6(11)、6-3と白熱したゲームとなり、試合時間は2時間34分だった。

イズナーは今大会では第9シード。ランキングは現在、14位につけており、長身から繰り出されるビッグサーブと、サーブ&ボレーには定評がある。

一方でシュワルツマンは、ランキングは25位に入っており、170センチと小柄な体格ながら、今年は好成績を残してきた。リターンを得意としており、小柄なリターナーが、長身の典型的なビッグサーバーに挑む構図だ。

◇   ◇   ◇

最初から試合は拮抗した形で展開した。両選手とも一歩も許さず、お互いにキープし続けた。第10ゲームで、シュワルツマンが40-30の、サーブ権を持ったセットポイントを掴んだがチャンスらしいチャンスはほかにはなく、1セット目からタイブレークへ突入した。

イズナーは逆に、タイブレークでは自身のサービスでは1ポイントも与えずに、ミニブレークを2度達成。7-6(2)で、セットをものにする。

大きな区切りをつけたイズナーだが、一気に流れを掴めたわけではなかった。2セット目も、両選手の伯仲した実力を示すように、サービスゲームのキープが続き、結局、2セット連続でタイブレークにもつれこんだ。

なかなか2セット目でも優劣のつかない状況で、流れが傾いたのは11-11からだった。サーブ権を持つイズナーがフォアサイドのワイドへエース級を打ち込んだが、シュワルツマンがチャレンジすると、判定はフォルト。するとイズナーは、セカンドサーブをフォルトしてしまい、シュワルツマンがセットポイントを握った。最後はイズナーがリターンをアウトしてしまい、シュワルツマンはぎりぎりで踏みとどまって、7-6(11)で2セットを取得した格好となった。

第3セットでも、均衡したままゲームは中盤へ。4-3から、イズナーは15-40の2ブレークポイントを手にしチャンスを迎えた。結局、ブレークをものにし、この時点で、イズナーが勝利へ向けて大きく前進した。サービスの強さで上回るイズナーがそのまま押し切って勝利した。

イズナーは次の3回戦で、リシャール・ガスケ(フランス)とグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)の勝者と対戦する予定で、いずれの選手でも難敵との試合に直面しそうだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ロレックス・パリ・マスターズ」でリターンやフットワークの光るシュワルツマンを相手に、強烈なサービスなどで押し切ったイズナー
(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)