前田健太とダルビッシュ有【写真:Getty Images】

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ダルは短いイニング? 勝った方が世界一の最終戦、米記者「投手全員が救援準備へ」

 米大リーグのワールドシリーズ第6戦は31日(日本時間11月1日)、ドジャースが3-1でアストロズに逆転勝ち。対戦成績を3勝3敗として世界一に逆王手をかけた。泣いても笑っても最後の試合となる運命の第7戦は1日(同2日)。ドジャースはダルビッシュ有投手が先発し、日本でも大きな注目を集めている決戦は、どんな展開になるのか。米スポーツ専門局ESPNは「投手全員が救援準備へ」と展望している。

 勝った方が世界一。運命の決戦は、どんな展開を迎えるのか。米ESPNは「マッカラーズとダルビッシュが第7試合に先発、しかし投手全員が救援準備へ」と見出しを打って展望している。

 分析原稿に定評のある同社のデビッド・スコーエンフィールド記者は「アストロズはマッカラーズの後続として全投手を待機させる計画だ」とレポート。この日の第6戦先発で6回2失点、93球を投げたバーランダー、2日前の第5戦先発で3回2/3で3失点、86球を投げたカイケルも間違いなくブルペンで準備すると伝えている。

 記事によると、アストロズのA.J.ヒンチ監督「うちの選手は皆、アドレナリンを味方に付けると思う。全員待機だ」と明言。バーランダーは「球場に来た時次第じゃないかな。ボールを投げてみて、行けるかどうか判断するよ」と連投を示唆、カイケルは「次は第7試合だよ、すっからかんになるまでやるよ」と話し、両者ともに登板の可能性を否定しなかったという。

 対するドジャースも総動員の方針と、スコーエンフィールド記者はみている。

ドジャースも総動員…カーショー「初回から準備」、前田はワンポイント起用か

 第5戦に先発して4回2/3で94球を投げたエース・カーショーは「今日と同じさ、初回からブルペンで登板可能な状態にするよ」とこの日の試合後に語ったという。

 同記者は、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督がポストシーズンを通じ、先発を短いイニングで交代させていたことを指摘。「ダルビッシュは恐らく第7試合で長く投げることはないだろう」とし、カーショーに加え、中継ぎのモロー、トニー・ワトソンを何らかの組み合わせでジャンセンの前に投入すると予想している。

 そして、この日も好救援を見せた前田健太については「第3試合以降、81球投げていることから、右打者1人か2人を相手にごく短い継投登板となるだろう」と言及。ワンポイント起用で「ダル&マエケン」の競演もあるとみている。

 明日なき一戦。記事でレポートされている通り、投げられる投手はどんどん投入する総力戦となるだろう。世界一をかけ、最も白熱することが間違いない決戦。果たして、どちらが勝つのか。そして、ダルビッシュ、前田はどんな貢献を果たすのか。

 日米で大きな注目を集めそうだ。