sMedio、実証実験を経てAI製品ラインナップ拡充へ

1日、sMedioは同社の画像解析技術を応用したAIソリューションの製品ラインナップを拡充、販売を開始した。5月に発表された同社開発の表情認識エンジンは、メディア処理技術をもとにディープラーニングやニューラルネットワーク技術など機械学習技術を用いて「怒り」「嫌気」「恐怖」「幸せ」「悲しみ」「驚き」「通常」の判断を検出。日本人を中心とした機械学習を重ねるもので、国内市場での製品化に向けた最適化のための実証実験を行っていた。
今回、販売される製品群は発表済みの表情認識(sMedio Emotion Recognition)や人物認識(sMedio Emotion Recognition)に加え、年齢認識(sMedio Age Recognition)、性別認識(sMedio Gender Recognition)、人物の立つ/座る/歩く/走る/転倒するなどの認識(sMedio Motion Recognition)や物体の動きを認識し導線を追う物体トラッキング(sMedio Object Tracker)などAI製品群6ソリューションのsMedio AI Technologiesとなる。
製品は、クライアントやエッジ、クラウドなど各レイヤーへの組み込み、スマートフォンからPC各プラットフォーム、組み込み機器などニーズに応じた提供やカスタマイズも可能となる。なお、同社は取次大手トーハンが書店で行う来客者の"表情"に関する実証実験に参加することも明かしている。