ハリルホジッチ監督、浦和選手を温存も?会見で3度も繰り返した「言葉」とは

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10月31日(火)に行われた日本代表のメンバー発表。

長澤和輝や森岡亮太の招集が話題になるなか、SNSでホットトピックになったのは浦和レッズから5人の選手が選ばれたことだった。

浦和は18日(土)と25日(土)にAFCチャンピオンズリーグ決勝を控えており、招集された5選手はヨーロッパから第1戦の試合会場となるリヤドへ直接向かうことも考えられる。

両地域は気温差が大きくその移動距離も含め、このタイミングで浦和から5人のメンバーを招集することが疑問視されていたのだ。

記者会見の後で行われた質疑応答でもこの件について質問があり、ハリルホジッチ監督は「浦和と話している」とコメント。

その一方で、あくまで自分はA代表の監督であり、「A代表が何をするべきか」に基づいた判断であると強調した。

クラブとの話し合いについては詳細を明かさなかったハリルホジッチ監督だが、そのコメントの中にはちょっと気になる箇所があった。

その全文を見てみよう。

ヴァイッド・ハリルホジッチ(日本代表 監督)

(浦和の選手が5人選ばれているんですが、18日にACLの決勝第1戦なんですが、どのようにクラブと話されているのでしょうか?)

「浦和さんの方ともいろいろ話しをさせてもらってます。

もちろん彼ら(浦和の選手)もそのこと(ACL決勝)が気になっているでしょう。私ももちろん気になっています。私もこの試合を見に行きますから、もちろん。

ただ、詳細な答えはちょっとここでは控えさせていただきます。

なぜかと言うと、私のお家はA代表。JFA(日本サッカー協会)にサラリーをいただいています。

A代表が何をするべきかという判断に基づいて私は仕事をしています。まず私は、自分の家を考えるべきだと思っています。

私もクラブとしての監督の経験がありますから。クラブとしての監督です。例えば、私がクラブの監督をしている時に『A代表には行くなよ』ということも考えてましたから。

でも、私は今A代表の監督ですから。全く逆になりました。ディスカッションの仕方も変わりました。

でも、日本のことを考えると浦和のこのファイナルは絶対に大事です。そして浦和のことをみんな誇りに思っています。

ここ9年ですか?日本がファイナルに行っていないのは。私はこれは浦和だけでなく、浦和の背後に日本という国が隠れていると思っています」
ヴァイッド・ハリルホジッチ(日本代表 監督)

「もちろん浦和の選手も我々は呼びます。

ただ、移動距離は今回そこまで激しくないと思っていますから。まずはそこはしっかり理解してもらいたいなと思います。

それ以外のことはもちろんありますよね。ただ、我々がどういうディスカッションをしているかはあまり詳細は話したくないです。

ただ、頭ではしっかり浦和さんのことは配慮しています。いろんなことも考えています。いろんなことも考えてます。いろんなことをですね。

申し訳ないですけど、それだけしか言えません。ただ浦和さんのために全てのことはやり尽くすだけです(?)。

ただ、A代表が私のお家です。皆のことはリスペクトしています。

私の大きなリスペクトはA代表、JFAにあります。それは私の仕事、権利でもあります」

浦和対して、配慮していると明かしたハリルホジッチ監督。

詳細は明かさなかったものの「いろんなことも考えています。いろんなことも考えてます。いろんなことをですね」と述べ、「いろんなこと」という言葉を3度も使って含みを持たせた。

ここからは完全な推測になるが、あえてこうした言葉を使うということは、やはり浦和との間で出場時間の制約など決まり事があるのかもしれない。

例えばブラジル戦は10日、ベルギー戦は14日に行われるが、18日にACL決勝を控える浦和の選手はブラジル戦の出場のみになるということも考えられるだろう。