チームの団結力とスピリットを自画自賛するミレシ。この司令塔に自由を与えると痛い目に遭いそうだ(写真は選手本人のツイッターより)

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 いよいよ2週間後に迫ったアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝。浦和レッズは9年ぶりのアジア制覇を懸け、サウジアラビアの強豪、アル・ヒラルと雌雄を決する。
 
 その直前の日本代表遠征に浦和から5選手が招集され、11月14日のベルギー戦(ブルージュ開催)の4日後に行なわれる第1レグ(リャドで開催)への影響が懸念されているが、どんな展開になるにせよ、ともにクラブ一丸の総力戦となるのは間違いない。
 
 アジア・サッカー連盟(AFC)の公式サイトが特集しているのが、そのアル・ヒラルの強力攻撃陣をリードする司令塔だ。中盤の底でチームを操るウルグアイ人MFニコラス・ミレシが、ACL制覇への意気込みと、対戦する浦和レッズへの印象を語っている。
 
「ウラワは生半可な相手じゃないね。今シーズンの試合をいくつか観たけど、パフォーマンスが安定している好チームだ。ACLは本当にハイレベルな舞台で、どの試合もすごくインテシンティーが高くてワクワクする。僕自身決勝を戦うのは初めてだから、どんな攻防になるのか、楽しみでしかたがない。自信はある。トロフィーを獲るのは僕たちだ」
 
 中盤でミレシと名コンビを組み、アル・ヒラルに数多の決定機をもたらしているのが、かつてFCポルトやニースでもプレーしたブラジル出身の攻撃的MF、カルロス・エドゥアルド。ミレシは「彼のスタイルはよく分かっていて、良い関係を構築できている。彼が狙うスペースに良いボールを出せるように心がけているよ。チームの攻撃に欠かせない選手で、仲間の誰もが誇りに感じているエースだ。大一番で勝負強いしね」と称える。
 
 そしてアル・ヒラルのストロングポイントを示し、自画自賛する。
 
「チームのとしての一体感は半端ないし、互いが互いを深く信頼し合っている。それがピッチ上でもよく表われているよ。今シーズンの僕たちはボールポゼッション率がうんと上がったんだけど、それも信頼のなせる業だと思う。団結力と強力なチームスピリット。これこそが僕たちのアドバンテージであり、きっとゲームでウラワを凌駕できると信じている。絶対に負けないよ!」
 
 元Jリーグ得点王のラモン・ディアス監督の下、攻守両面で高度な組織力を誇るアル・ヒラル。すべての攻撃はこの司令塔ミレシからスタートするだけに、自由を与えると痛い目に遭うだろう。浦和がもっとも警戒すべきキーマンである。