中国江西省カン州市の農村にこのほど、3Dプリンターを使って作られた住宅が登場した。

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中国江西省カン州市の農村にこのほど、3Dプリンターを使って作られた住宅が登場した。外観は普通の住宅とあまり変わらないが、レンガを一つも使わず、建築に伴うごみもほとんど生じない。さらに、建築の所要時間が短く、地震に強いといったメリットがあるという。中国の澎湃新聞が30日付で伝えた。

紹介によると、この住宅は4階建てで約600平方メートルあり、施工会社は工場で設計図に沿ってすべての部品を作ってから、工事現場で組み合わせる作業をする。それから、3Dプリント技術を利用してコンクリートを部品の中に流し込む。住宅が一体化されるので、大量の人力や物資は不要だ。建築費用は1平米600元(約1万円)であり、階層が高いほどコストがより低く抑えられるという。

従来の建築方法とまったく異なるこの組み合わせ式の3Dプリント建築方法は、台湾の有名な建築家、邱●(●=王偏に京)彦教授の特許である。工期を劇的に短くして、コストが低く、地震に強く、環境にやさしく、防音効果が良いといったメリットを備えているので、幅広い市場があると予測されている。

現在、中国の北京や西安、蘇州などに、3Dプリント技術で建築された住宅が多くあると言われている。(提供/環球網・編集/インナ)