スマホは顔がいのち iPhone Xの画面をiPhone 8、Galaxy Note8と比較
iPhone XでAppleとして初の狭額縁、有機EL(OLED)を採用し、その"顔"がiPhone 6以降、ガラリと変わりました(よく「□」と「○」で表現されていたのが、今後は「凹」になりそうですね)。

▲iPhone X(5.8インチ・OLED)を挟んで左がiPhone 8(4.7インチ・液晶)、右がiPhone 8 Plus(5.5インチ・液晶)。ホーム画面を見る限り、室内だとさほど発色の違いを感じませんが、UIのバックの白などはXのほうが俄然クッキリしています。



▲同じ画像を全画面表示してみました(それぞれ縁まで表示されるように拡大しています)。輝度はいずれも80%程度。Turue Toneはオン。写真ではわかりにくいですが、比べるとやはりXの深みが際立ちます。ただ、比べなければiPhone 8も十分綺麗。

有機ELのほうがコントラストが高い(iPhone 8の1400対1に対しナント100万対1!)ですが、それ以外は液晶と同じ、すなわち自然に近い発色になるようにチューニングされています。iPhone 8も十分綺麗ですが、やはり比較すると今後は有機ELが主流となっていくのは間違いないでしょう。直射日光下などではまた見え方が違い、各画素自身が発光している有機ELのほうが視認性が高くなります。省電力に関しては状況次第ですが、有機ELのほうが効率がいいとされています。ちなみにiPhone Xは、公称値では8 Plusと同じバッテリー駆動時間となっています。この辺りの検証は追って。



▲YouTubeなどで一般的な16対9比率の動画を全画面で再生した場合の収まり具合はiPhone 8、8 Plusのほうが無駄がなく、実際の大きさもiPhone XよりiPhone 8 Plusのほうが大きくなります。ちなみにステレオスピーカーの音量は、感覚ですがiPhone 8 Plusとほぼ同じくらいでした(ちなみにiPhone 7より25%アップしています)。



▲iPhone Xを、同じサムスン製有機ELパネルを搭載したGALAXY Note8とくらべてみます。発色は、チューニングの特性の違いにすぎませんが、Galaxyのほうがビビッドです。



▲UIの白地を比較すると、True Toneがオンの状態のiPhone Xと比較しても、ずいぶんGalaxy Note8のほうが青みがかっている印象です。実際、これも比べなければ気にならないのですが......。



▲なお、有機ELでは、明るい色の発色が電力を消費するため、システムやアプリなどのUIは黒地ベースのほうがいいとされています。Twitterなどには、ナイトモードがあります。ほかのアプリも、UIを暗くできるものが増えてきたように感じます。iOS自体が黒ベースになるという予測もあったのですが、Appleは白地に黒という表現を大事にしているようですね。



▲ナイトモードをオンにするとTwitterのタイムラインはこのようになります。2つ上のGalaxy Note8と比較した写真のほうがわかりやすいですが、上下のデッドスペースが目立ちますね。アプリ毎にiPhone Xに対応するまでは、このような形になるでしょう。

ほか、iPhone XではHDRにも対応しています。たとえばNetflixはiPhone 8、8 PlusもHDR対応としていますが(最上位プランのみ)、あくまでコンテンツを再生できるという意味で、端末本体の画面でHDRを再現できるのは、iOSデバイスでは現状、iPhone Xのみということになります(AndroidではGalaxy Note8なども対応しています)。

以上、駆け足ですがiPhone Xの顔(=画面)についてでした。引き続き、iPhone X情報はEngadget 日本版で。