iPhone Xでは、これまでのTouch IDが廃止され、顔認証のFace IDが採用されましたが、技術的困難が理由でTouch IDが搭載されなかったという噂が根強く残っています。この噂をAppleの役員が真っ向から否定しました。

指紋認証搭載を見直す時間はなかった

Appleのハードウェアエンジニアリング担当上級副社長のダン・リッキオ氏は、米メディアTechCrunchのインタビューで、Face IDをより完璧なものにすることに注力していたため、指紋認証システムを見直すような「時間はなかった」と述べています。
 
リッキオ上級副社長は「ガラスの下にTouch IDを搭載できなかったので、搭載を諦めざるを得なかった、という噂を耳にした」と前置きしたうえで、次のように語りました。

Face IDがかなり優れたものになりそうだという可能性を見出したばかりの時点で、成功すれば製品が売れると思った。同時にこれが本物なら背水の陣を敷いて開発に取り組むしかないと考え、取り組んできた。
 
(中略)だから背面やガラスの下、側面に指紋認証を搭載することを見直す時間はなかった。見直しをすればそれこそ最終段階での変更となってしまい、Face IDをより高品質なものにするという、達成すべきもっと重要なことに集中できなくなってしまうからだ。

iPhone X発表後も根強くあったTouch ID採用説

AppleがiPhone Xのディスプレイの下にTouch IDを埋め込もうとしているという噂は、2016年5月頃から浮上していました。その後も繰り返しこの噂は報じられ、iPhone Xが発表されたあとも「iPhone XはTouch IDを搭載する可能性があった」との報道がありました。
 
しかしリッキオ上級副社長によれば、iPhone XへのFace ID搭載はかなり以前から決まっていたようで、Touch IDの搭載が技術的に困難だったためにあきらめた、あるいはギリギリになるまで検討されていたという噂はあくまで噂に過ぎなかったことになります。
 
 
Source:TechCrunch via MacRumors
(lunatic)

 
 

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