1日、新京報は訪日団体ツアーに参加した中国人観光客の体験談を取り上げ、「訪日ツアーの改善が待たれる」と指摘する記事を掲載した。写真は渋谷。

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2017年11月1日、新京報は訪日団体ツアーに参加した中国人観光客の体験談を取り上げ、「訪日ツアーの改善が待たれる」と指摘する記事を掲載した。

同紙が紹介したのは先月の国慶節(建国記念日)連休に5泊6日の日程で日本を訪れた李さんの体験談だ。李さんはオンライン旅行会社で「本州ダブル温泉めぐりツアー」を予約。スケジュールには大阪、神奈川、東京など数多くの都市を観光することが示されていたが、実際は李さんの期待を裏切る「ショッピングツアー」だったという。

李さんは「全日程の4日間はガイドに連れられてのショッピング。各観光スポットで過ごした時間は15〜30分だった」「ツアー参加者の多くが日本は初めて。ガイドらの案内に従うしかなかった」と話しており、記事は東京・秋葉原の免税店に1時間滞在した後、再び別の免税店で1時間過ごすというスケジュールが組まれていたことや、目的地に向かうバスの中でガイドによる健康関連商品などのセールスが2時間近くあったことなどを説明。ショッピングに多くの時間が割かれたことについてガイドらは「日本に行く人は皆、買い物をします」「日本の商品は特別素晴らしいからです」と答えたそうだ。

記事は、具体的な店名を知らされることなくツアー客が免税店に案内されることも問題視しており、李さんが参加したツアーにはショッピングをめぐる問題を指摘する声が数多く上がっていることや、免税店に対する不信感をあらわにする人がいたことなどを伝えている。(翻訳・編集/野谷)