ケニアのナイロビで開かれた集会で、支持者を前に演説する野党指導者のライラ・オディンガ氏(2017年10月18日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ケニアの野党指導者ライラ・オディンガ(Raila Odinga)氏は10月31日、現職のウフル・ケニヤッタ(Uhuru Kenyatta)大統領の圧勝となった先月末のやり直し大統領選について初めてコメントし、「いんちき」な選挙の結果は断固として受け入れられないと表明、戦い続ける考えを示した。オディンガ氏は不正が疑われるとしてやり直し選をボイコットしていた。

 オディンガ氏は10月26日に実施されたこの選挙について「有効と認めてはならない。有効と認めてしまえば、選挙というものを愚弄(ぐろう)することになる」と強調。現状を変えていかなければ「選挙は戴冠式のようなものになってしまう」と警鐘を鳴らした。

 ケニアでは8月に大統領選が実施されたが、不正が横行していたとして最高裁が結果を無効と判断。それをきっかけに過去2か月間、各地で暴力的なデモが起き、ケニヤッタ大統領とオディンガ氏の支持者の間の衝突も多発した。ケニヤッタ氏が98%を得票したやり直し選の結果は混迷の極みと言える。

 オディンガ氏は8月の大統領選では最高裁に異議申し立てを行ったが、今回も同様の措置を取るかどうかは明らかにしていない。
【翻訳編集】AFPBB News