ソウルで演説する韓国の文在寅大統領(2017年8月15日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】(更新)韓国の文在寅(ムン・ジェイン、Moon Jae-In)大統領は1日、北朝鮮の核の脅威があっても韓国が核兵器を開発することはないと明言した。

 文大統領は国会で演説し、「核保有国になろうとする北朝鮮の試みは容認できない」と強調。その上で「われわれも核(兵器)は開発しないし、所有もしない」と述べた。

 北朝鮮がここ数か月の間に、6回目となる核実験や米本土にも到達可能とみられるミサイル発射実験を行ったことで、韓国政府内では米政府との安全保障の協力関係について懸念する声が上がっていた。

 韓国メディアや野党議員らの間では、1990年代に撤去された米軍の戦術核の再配備を求める声が高まっている。米国が再配備に同意しなければ、朝鮮半島(Korean Peninsula)の「恐怖の均衡」を確保するため自国で核開発をすべきとの意見もある。

 しかし文氏は国会での演説で、韓国政府の方針は1992年の「韓国と北朝鮮による朝鮮半島非核化の共同宣言に基づく」との見解を示した。
【翻訳編集】AFPBB News