タイのカフェは表参道レベル!?バンコク在住の美人タレント・山岸浩子さんに聞く「タイのカフェ文化」

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“海外のカフェ事情”と聞くと、トレンドの発信地ニューヨーク、とにかくフォトジェニックな韓国、こだわりのインテリアとコーヒーが楽しめる北欧……などなど、日本にも続々進出している国や地域のカフェがまず思い浮かびます。

今回注目したのは、東南アジアで「微笑みの国」と呼ばれるタイのカフェ文化

タイのカフェ? と、あまりピンとこない人もいるかもしれませんが、実はタイにはおしゃれなカフェがたくさんあり、老若男女がドリンク片手に思い思いの時間を過ごしているといいます。

日本人にはあまり知られていないタイのカフェ事情について、バンコク在住の日本人タレント・山岸浩子さんに教えてもらいました!

▲山岸浩子さん

紹介してくれた人

山岸浩子
東京都出身。10代で孤児院ボランティアのために初訪タイ。タイに魅了され、その後もボランティア、タイマッサージ習得、ゾウ使いなどを経験。タイ味の素CM「うまみ先生」出演で有名に。タマサート大学を主席グループで卒業し、現在はイベント・番組司会、ナレーション、通訳を日タイ英で行う。自身が司会を務める日本紹介番組「MissionX」は、Youtubeの動画1本での最大視聴回数は100万ビューを超える。

私を娘のように可愛がってくれるタイの人々の温かさに感動

――はじめに、浩子さんがタイに渡ったきっかけを教えてください。

「19歳のとき、ボランティアのために初めてタイを訪れました。チェンマイの『バーンロムサイ』という孤児院で、子どもたちのお世話をする保母さんたちのお手伝いをする仕事です。そのときにタイが大好きになって、半年ほどで帰国した後、タイと日本を行き来するようになり、タイの大学に入学。卒業後に起業し、現在に至ります」(山岸さん。以下同)

――タイのどんなところに惹かれたのでしょうか?

「何より、人が温かいところですね。私が最初にボランティアで訪れた街でも、孤児であろうと街全体で子育てをしている様子が印象的でした。当時、私はタイ語がまったく話せなかったのですが、言語も国籍も関係なく、本当の娘のように迎えられて感動したんです」

▲大学卒業直前に撮影。山岸さんは第二首席で卒業

――さすが、微笑みの国ですね! 大学卒業後は、どのような活動をされていたのですか?

「タイで放送された味の素のCMに『うまみ先生』というメインプレゼンターとして出演させていただいたのですが、そのCMをきっかけにタイで『うまみ』という言葉が大ヒットしました。とある調査では、『うまみ』という言葉の認知度がタイの識字率を越えたのだとか。これをきっかけにTVやCM出演の機会が増え、現在はイベントや日本の観光地を紹介する番組などの司会、ナレーションなどを務めています」

▲タイのコメディードラマに出演したときの様子

ラーメンに砂糖!? タイの独特な食文化

――浩子さんがタイに渡って、日本との文化の違いで驚いたことなどはありますか?

「タイの人たちって、生まれたときからニックネームがついてるんです。小柄な人なら『スモールさん』、背の高い人は『ビッグさん』みたいに、その人の特徴がそのままニックネームになることもあり、最初は驚きました。太ってる人が『ファットさん』って呼ばれたりもして、一見悪口に思えそうな名前も本人はすんなり受け入れてるんです。そういうところにもタイの人たちの寛容さというか、心の余裕みたいなものを感じますね。

それから、驚いたのは食文化。タイではいろんなものに砂糖をかけるんです。タイでは米麺を使ったタイラーメンがよく食べられていますが、どのお店にも『唐辛子、酢、ナンプラー、砂糖』の4つの調味料がセットで置かれています。自分で好きな量をかけられるのですが、タイの人たちはラーメンにティースプーン山盛りの砂糖を1杯や2杯たっぷりかけるんです。生のフルーツにも、唐辛子と塩と砂糖をかけて食べたりします。私も最初は『そのまま食べた方がおいしいんじゃない?』思ってたんですが(笑)、今ではおいしく食べられるようになりました」

▲タイ北部の麺料理「カオソーイ」は浩子さんの大好物(写真は浩子さんのInstagramより)

浩子さんのInstagramアカウントはこちら

――そんなに砂糖をかけるんですね! 甘いものが好きな文化なのでしょうか。

「ココナッツミルクで炊いたもち米とマンゴーに、甘いココナッツミルクをかけて食べる『カオニャオマムアン(もち米マンゴー)』という食べ物も屋台では人気ですね。逆に、辛い料理にさらに唐辛子をかけて食べる人もいます。1年中暑い国ですから、辛い物を食べて汗をたくさんかいて、体を冷やす意味もあるのかもしれませんね」

タイでもSNS・自撮りは当たり前! フォトジェニックなカフェに行列も

――なるほど。タイの方たちはカフェも好きだと聞きましたが、どんな風に利用されているのでしょうか?

「タイ、特にバンコクの人たちはトレンドに敏感で、最新のブームはすぐに取り入れます。海外で話題になったカフェやスイーツが、日本より早く入って来ることも多いんですよ。日本のトレンドも取り入れていて、『ここは銀座?表参道?』と思えるような通りもあります。

というのも、タイではSNSで情報発信する文化が非常に浸透しているんです。『今日ここに行った』『こんなものを食べた』というのを写真に撮って、その場ですぐFacebookなどのSNSに投稿します。最新スポットや話題のお店に行くのがステータスになっていて、過去にはある人気店に入るため行列に8時間並ぶなんてこともあったくらい!

そういうSNS投稿を熱心にやっている人たちにとって、気軽に入って気軽に出られるカフェは最適な場所なんだと思います。話題の店やフォトジェニックなカフェを巡るために、1日で何軒もハシゴする人もいるそうですよ」

▲日差しがたっぷり降り注ぐ「トビーズ」。モデルハウスのようにお洒落な内観!

▲メニューも内装もかわいいチェンマイのカフェ「Ginger」

――タイではSNSがそんなに白熱しているんですね! カフェではどんなメニューが人気ですか?

「コーヒーはもちろん、コンデンスミルクを入れて飲むタイティーや、シロップをソーダで割ったイタリアンソーダはいろんなカフェにあります。南国なので、アイス・ホットだけでなく冷たいシェイクも選べるお店が多いのも特徴的ですね。かき氷のお店も多くて、日本風のものや、トッピングがたくさん載った韓国の『ピンス』も人気です。

ただ、常に最新のトレンドを追っている国なので、わりと流行り廃りが多いという面もあるんですよね。一時はすごく話題になってお客さんもたくさんいたお店が、気づいたら閉店していた、なんてことも少なくありません。気になるカフェがあれば、早めにチェックしておくといいと思います」

浩子さん厳選! フォトジェニックなタイのおすすめカフェ3選

タイに渡っておよそ9年、さまざまなカフェを巡ってきた浩子さんに、タイに行ったら絶対行くべき!というおすすめカフェを厳選してもらいました。タイ旅行の予定がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

お洒落な空間でのんびり過ごすなら「Casa Lapin(カーサ ラパン)」

「バンコクに数店舗ある人気店。店舗によっては朝早くから夜遅くまで空いているので、勉強や仕事をしたり、友人とお茶をしたりといろいろな用途で使えます。タイ人はもちろん、西洋人、その他アジア人など、いろいろな国籍の方で賑わっています。私が食べたことがあるのはボリュームのあるハンバーガー。お店おすすめのパスタもあります」

Casa Lapin  住 所Sukhumvit Soi 26, Bangkok 10110, Thailand 電 話+66-21163308 営業時間月〜木曜:7時30分〜22時、金〜日曜:7時30分〜深夜

和風のかき氷が楽しめる「maygori(メイゴーリ)」

「日本風のおいしいかき氷が食べられるお店。お気に入りは、パッションフルーツのかき氷。すっぱいけどビタミン豊富で、私の大好物です♪一緒に写っているのが、唐辛子・塩・砂糖がMIXされた調味料。お好みでかけていただきます。お店はバンコク屈指の観光都市・サイアムの駅すぐそばの商業施設に入っているので、スイーツ好きな女子とお買い物ついでに行くのもおすすめです」

maygori 住 所335/1 Soi Sukhumvit 55 | Watthana, Bangkok 10110, Thailand 電 話+66-21852519

学校の教室? 懐かしい雰囲気の「INK & LION(インクアンドライオン)」

「アーティストの絵画などを展示しているお洒落なカフェ。ケーキがとても小さくて、つい何個もオーダーしたくなります。見た目のかわいさだけじゃなくて、味もおいしいですよ。小学校の教室で使われていたような机や椅子が使われていて、お洒落な雰囲気の中に懐かしさも感じるようなインテリアが特徴的。ホッとくつろげる空間です」

INK & LION(インクアンドライオン) 住 所1/7 Soi Ekamai 2, Sukhumvit 63, North Prakanong, Wattana, Bangkok, Thailand 電 話+66-915590994 営業時間月〜金曜:9時〜18時、土・日曜:10時〜19時

他にもたくさんのカフェを教えてくれた浩子さん(ここでご紹介しきれないのが残念!)。最後にRettyグルメニュース読者に向けて、コメントをいただきました。

「カフェをはじめ、タイのグルメはとても多彩です。安価な屋台からミシュランの星がついた高級レストランまで、和洋折衷、幅広いセレクションの中から好きなものを選ぶことができます。マンゴーやライチなど、おいしい南国フルーツもたくさん楽しめますよ。ぜひ遊びに来てくださいね」

今回楽しいお話をたくさん聞かせてくれた浩子さん、今日10月30日(月)夜9時放送の『世界ナゼそこに?日本人』(テレビ東京)でその活躍の様子が紹介されます。「日本では無名なのにナゼか現地で超有名な日本人!スペシャル」として、現地・タイでの人気ぶりが明らかになる予定。こちらもぜひご覧ください!

『世界ナゼそこに?日本人』の公式サイトはこちら