希少部位″ラム舌″も味わえる!神保町「ビストロ マチュリスタ」でラム肉×ピノ・ノワールに酔いしれて

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東京・神保町にある「路地裏ワイン食堂 ビストロ マチュリスタ」は豪快に焼き上げた炭火焼の肉料理と、数多く取り揃えたワインが人気なのだそう。どんな肉料理とワインを提供する店なのか、楽しみに訪れてみました。

神保町からビストロ マチュリスタへ

都営地下鉄新宿線、三田線と東京メトロ半蔵門線が乗り入れる駅、神保町。

改札口を出たらA5出口を目指して地上に上がります。

A5出口を地上に上がったら左へ進みます。神保町といえば、古本屋街として有名ですが、この靖国通り沿いにも、ところどころに古本屋さんがあります。
神保町は古本屋さん以外にも大学やオフィスも多く、人通りが多く賑やかな街です。

最初の横断歩道をまっすぐ渡ります。三井住友銀行が目印ですよ
そのまま三井住友銀行の脇の細い路地をまっすぐと進みましょう。

2個目の角を左へ。

神保町駅A5出口からおよそ4分で、「路地裏ワイン食堂 ビストロ マチュリスタ」に到着しました。

名前に「路地裏」とついているので、わかりにくいのかとちょっと心配して歩いてきましたが、駅からも近く、賑やかな交差点から細い路地に入って間もなく看板が見えるので、安心です。

オーナーの日賀野さんはじめ、スタッフのみなさんが笑顔で迎えてくださいました。

左から 店長の大山さん、オーナーの日賀野さん、ホールの東郷さん、シェフの宮粼さん、スーシェフの赤嶺さん。

店内はおしゃれで落ち着いた雰囲気。カウンター14席、テーブル31席あります。
ビストロマチュリスタは2016年9月にオープン。肉料理とワインを気軽に楽しめるお店です。
肉料理の中でも特にラムに力を入れているとの情報を聞き、今回はビストロ マチュリスタのラム料理を思いっきりリポートしたいと思います!

ひと口目から感動を呼ぶ!「自家製 仔羊のゆでハム」がとろける美味しさ

数年前から耳にする機会が増えてきた「シャルキュトリー」

「シャルキトリー」とはフランス語のChair(肉) Cuit(調理)が語源の肉の加工品のこと。
代表的なものとしてはハム、サラミ、ソーセージ、テリーヌ、パテなどがあります。

昨今の肉ブームもあってか、前菜から肉を使ったシャルキトリーを提供するお店も多いですよね。
そんなシャルキトリーの中でも、ビストロ マチュリスタで人気のメニューは一線を画しています。

自家製 仔羊のゆでハム 980円

ハムといえば、一般的に豚肉を使ったものが多い中、仔羊(ラム)を使ったハムです。

表面が艶やかなピンク色、そのしっとり柔らかそうな様子が見てとれます。
上にかけられたソースに見えるものはタイムと「ピマンデスペレット」というフランスとスペインにまたがるバスク地方の唐辛子から抽出したオイルで、辛さの中にも甘みがあるのが特徴だそう。

添えられていた粒マスタードをたっぷりとつけていただきます。
口に入れた瞬間とろけるような柔らかさ。程よい塩加減と粒マスタードの酸味、ピマンデスペレットの辛味のバランスが絶妙。これだけで確実に赤ワイン2杯はイケる!
噛んでいるうちに鼻に抜けるラムの香りは決して、いやらしくなく良い香り。
確実に想像をはるかに超える美味しさに、一品目からラムの魅力にすっかり取りつかれてしまいました!

希少部位「名物!! ラム舌の炭火焼」は初めて尽くしの感動もの!

舌(タン)と聞いてまず思い浮かぶのは焼肉屋さんや牛タン専門店でも食べられる牛の舌。
舌は舌でもビストロ マチュリスタで味わえるのは、ラムの舌なのです!
ラムの舌を食べるのは初めて。一体どんな味がするのでしょうか?

名物!! ラム舌の炭火焼 880円

ラムは体重が20kg前後。その一頭からとれる舌の重さはおよそ100gなのだそう。そこから筋などを取り除く下処理をすると、およそ70〜80gになるのだとか。なんとこの一皿で一頭分です。希少部位であることがわかりますね。

気になるお味は一体どんなものなのか。いただきます!
まず驚くのはその食感。コリッコリッとした歯ごたえは、今まで食べたことのない!
炭火で焼かれた表面は香ばしく、噛むと中はジューシー。
芳ばしい香りの後からラムの香りが追いかけてきます。ずっと噛んでいたい・・・。
ラム舌も初めてなら、この食感も味も今まで知らない初体験。
一度食べると虜になり、これを目当てにリピートするお客さんも多いのだそう。

「ラム舌って私は初めて聞いたのですが、一般的に食べられている部位なのですか?」と日賀野さんに聞いてみると「日本の飲食店では扱う店があまりなく、そのため日本にはあまり流通していないのです。」と教えてくれました。
ラム舌を食べられる店はなかなかないというワケですね!初めて尽くしのラム舌、ぜひ味わいに足を運んでみませんか?

迫力のボリューム!「仔羊背肉の丸ごと炭火焼き」は美味しくてヘルシー!

仔羊背肉の丸ごと炭火焼き (3,980円)

続いて登場したのはこちら!
仔羊背肉の丸ごと炭火焼きです。

あまりのフォトジェニックなビジュアルに、違う角度からも撮影してみました。

食べる時にはこの様にナイフを入れて、切り分けます。

切り分けると見たことのある、ラムチョップの形になります。

ミディアムレアに焼き上げられたラムチョップは綺麗なピンク色。イギリスの海塩をつけて、分厚い肉をガブッといただきます!
脂身と赤身のバランスが良く、赤身はまるで高級な牛ヒレ肉を食べている様で、脂身は甘みが感じられます。

このラムは、ニュージーランド産のもので「スプリングラム」と呼ばれるもの。
スプリングラムとは春から初夏、栄養価が最も高い牧草を十分与えて育てた生後6ヵ月未満のラムのことで、独特の香りが少なくうま味が強いのが特徴なのだそう。
ラムは生育期間が長いと香りが強くなりすぎ、また短すぎるとうま味が少ないそうで、ちょうど生後6ヶ月くらいがうま味、香り共に一番美味しいのだとか。
ビストロ マチュリスタで提供されるスプリングラムは、一度も冷凍されずにチルドの状態でニュージーランドから輸入されているため、美味しさを損なわずに保つことができるのだそう。

そのまま食べても十分美味しいのですが、この傍に置かれたオリーブオイルをかけて食べると一層美味しい。実はこのオリーブオイル、ただものではありませんでした。
ノーベル賞の受賞晩餐会でも使われているスペイン産のエクストラバージンオリーブオイル。青々としたフレッシュな香りで、肉のうま味を引き立ててくれます。

ラムは美味しいだけではなく、ヘルシーな肉としても注目されているのは知っていますか?
他の肉類の脂肪には飽和脂肪酸が多い中、ラムの脂肪は不飽和脂肪酸が多いのが特徴。
この不飽和脂肪酸はコレステロールを減らすと言われており、生活習慣病予防にも効果が期待できるというもの。
また、ラムに含まれるアミノ酸のひとつ「カルニチン」脂肪を燃焼する効果があると言われており、「食べても太らない肉」として注目されているのです。

美味しいだけではなく、ヘルシーなんて嬉しい限りですよね。これはもう食べない理由が見つかりませんね。

みんなはどんな風に楽しんでる?

Yume Komatsu

店内の雰囲気もおしゃれで、普段食べることのないラム肉を、美味しく頂けました!ラムチョップはまりそう☻

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Shinobu Oka

シャルキュトリ、サラダ、ラムチョップ、トリッパ、ハラミステーキを頼みましたが、どれも美味しかったです。シャルキュトリは3種類と5種類あり、3種類は自分の好みで指定できます。お店のお勧めは白レバームースとのことで頼みましたが、レバーの嫌な感じもなく香草が効いてて美味しくあっさり食べれました。ラムチョップやトリッパも嫌な匂いもなく美味しかったです。今回はお肉を頼みすぎてカルボナーラにたどり着けなかったので再訪して確認したいと思います。メニューではパンチェッタで作っているとなっていたので期待大です。

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高級品種「ピノ・ノワール」のワインが40種以上!

ビストロ マチュリスタを語る上でラム肉と並んでもうひとつ忘れてはならないのが、ワイン。
ビストロ マチュリスタには常時、110種類ほどのワインが取り揃えられています。
その中でも高級品種のぶどうピノ・ノワールのワインが40種以上あるのだそう。

改めてピノ・ノワールとは、フランスのブルゴーニュ地方が原産のぶどうで、栽培が難しく10年ほど前まではブルゴーニュ以外では栽培できないと言われていたそうですが、現在では世界中で栽培される国際品種のひとつとなりました。

フランス、イタリア、オーストラリア、アメリカ、ルーマニアなど各国のピノ・ノワールが揃っています。そして中には日本のピノ・ノワールもあるそう。日本でもピノ・ノワールのワインが作られているなんて驚きでした!
それぞれのワインは、同じ品種のぶどうでも土壌や天候が変わるとこんなにワインの味わいが変わるんだと驚きがあるのだそうですよ。数人で訪れて、何本かを飲み比べしても楽しそうですね!

ピノ・ノワール以外にもラムをはじめとした肉料理に合うワイン(2800円〜)をメインに揃えているそう。グラスワイン(580円〜)も10種ほどあるそうなので、「この料理に合わせるなら?」「ちょっと濃いめの物が好きなんだけど」と気軽にお願いすれば、ぴったりのワインを選んでくれますよ。

日賀野さんは24歳で独立し、数々の飲食店を経営してきました。ある時スペイン旅行の際に「バル」を見て衝撃を受けたのだそう。日常の中にあるバル文化に刺激を受け、自分でも美味しいおつまみとワインを気軽に楽しめる店を出したいと思ったのだとか。それが形となったのが「ビストロ マチュリスタ」。ビストロ マチュリスタの魅力について聞いてみました。

ラムの品質、そしてシェフの技術力の高さには他店には負けない自身があるのだそう。
ラム自体がとても良い品質のものなので、手を加えすぎず最大限に美味しく仕上げるためには、火入れの具合がとても重要なのだとか。シェフの宮粼さんはフレンチをベースにスペイン料理も学んだそうで、食材の魅力を引き出す技術の高さに日賀野さんも絶大な信頼を持っているそう。

30代〜40代のカップルや女子会の利用が多いそうですが、会社の懇親会などの大人数での利用も対応可能。アラカルトの他、コースやフリードリンクもあります。
スタッフのみなさんも明るく、親しみやすいので、気軽に肉料理とワインを楽しみに、ふらっと立ち寄りたくなる、そんな魅力のあるお店です。ぜひ訪れてみてくださいね。

ビストロ マチュリスタ 住 所東京都千代田区神田小川町3-14第2万水ビル1F 電 話050-5304-2918 営業時間月〜金 18:00〜23:30(LO22:30) 土・祝 17:00〜23:00(LO22:00) 定休日日曜日

ビストロ マチュリスタ
東京都 千代田区 神田小川町
ビストロ