今や洋服と同じように、「靴」も通販で購入する人が多い時代。靴の場合は洋服以上に試し履きできないリスクがありますが、そのあたりはどう対応しているのでしょうか?その実態は、今回の調査結果を分析すると垣間見える気がします……。

22.0cm以下の“小足さん”は、ジャストフィットの靴が見つからない!?

「株式会社 エニースタンダード」では、首都圏・近畿圏を中心とした都市部の25〜44歳の女性を7078人を対象に、足のサイズやワイズ(足囲:足まわりのサイズ)を測定。さらに「実際に履いている靴のサイズ」も調査し、それぞれサイズごとに占める割合を比較しています。

まずは全体の22%を占める、22.5cm以下の“小さめサイズ”の調査結果を紹介。

足長(サイズ)の測定値割合(7078人中)

21.0僉帖2%
21.5僉帖2%
22.0僉帖8%
22.5僉帖10%

実際に履いている靴のサイズの割合(7078人中)

21.0僉帖0%
21.5僉帖1%
22.0僉帖2%
22.5僉帖9%

22.5cmの人は実際の足サイズと靴サイズがほぼ割合が合っていますが、22.0僂砲覆襪伴尊櫃8%いるのに、靴のサイズは2%しかいません。やはり22.0cm以下の靴はなかなか流通しておらず、ジャストフィットの靴を探すのは大変なのでしょうか。

次ページでは全体の約8割を占める23.0cm以上の、“標準から大きめサイズ”の調査結果を紹介します。

足サイズの多数派は23.0cmなのに、靴サイズの多数派は23.5cmに!

同調査によると、女性の足サイズで一番の多数派は23.0cm(21%)で、靴業界でも23cmをメインに靴を展開することが多いそうです。だったら小さめサイズの人とは違い、ジャストフィットの靴を探すのは簡単なはずですが、実際の靴サイズとの差はあるのでしょうか?調査結果は以下の通りです。

足長(サイズ)の測定値割合(7078人中)

23.0僉帖21%
23.5僉帖20%
24.0僉帖20%
24.5僉帖11%
25.0僉帖5%
25.5cm……1%
26.0僉帖1%

実際に履いている靴のサイズ(7078人中)

23.0僉帖17%
23.5僉帖24%
24.0僉帖22%
24.5僉帖15%
25.0僉帖6%
25.5cm……2%
26.0僉帖1%

まず気になるのは、靴業界では23.0cmがメインで展開されているはずなのに、実際は17%とそれほど多くないこと。むしろ靴サイズで一番割合が多かったのは23.5cm(24%)となっており、実際のサイズと比較すると、全体的に靴のサイズが大きめの傾向なのです。

試し履きをするとき「かかとに指1本入るサイズ」がいいとされているのも、やや大きめを選んでしまう一因な気がします。

日本人の“大きめサイズ志向”は草履や下駄文化の影響から

その結果「実際の足のサイズよりもワンサイズ以上大きいサイズの靴を履いている」と答えた人は、全体の4割に。

靴のサイズは「大は小を兼ねる」わけではありません!

この結果を踏まえ同調査では「体重をかけた時の足まわり」が「体重をかけていない時の足まわり」よりも1.2cm以上大きい人は「開張足の可能性があり」と指摘。つまり足まわりのサイズが変動するので、大き目のサイズを選ぶ必要があるということです。

このような足トラブルに加え、冒頭でも触れたように、通販などで購入する機会が増えたことも一因ではないでしょうか?さらに同調査によると、もともと日本人は草履や下駄文化の影響から、緩い靴を履く傾向にあるそう。つまり、もともと大きめサイズに抵抗がない国民性なのです。

とはいえ靴の中で足が泳いだ状態というのは、様々な足トラブルの原因になるそうです。やはり足のためにはジャストフィットの靴を履くことをオススメします。

【調査概要】
調査媒体:株式会社 エニースタンダード
調査地域:首都圏1都3県・京阪神2府1県・名古屋・福岡・仙台
調査対象:25~44歳女性 20,000人(有効回答7,078人)
調査手法:インターネット調査 調査時期:2017年10月6日