「コウノドリ」に出演中の宮沢氷魚/撮影=大石隼土

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綾野剛主演のドラマ「コウノドリ」に、新たな研修医・赤西吾郎として出演中の宮沢氷魚。「MEN’S NON-NO」モデルとして活躍する彼にとって初出演ドラマとなるが、初めてが医療ドラマと聞いた時は驚いたと言う。

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■ 初ドラマが医療ドラマと聞いて驚いた

--「コウノドリ」への出演が決まった時の気持ちは?

「ドラマ自体が初めてということもあり、医療ドラマと聞いた時は驚きました。命に関わるドラマですし、医療用語なども難しいので。でも、シーズン1を見ていて、人間の関係性などを丁寧に表現しているドラマだなと以前から感じていたので、うれしくもありました」

--医者役のための準備などは?

「撮影前に実際のNICUに行かせていただいたのですが、赤ちゃんが想像していたより小さくて衝撃を受けました。僕は弟と妹がいるので、自分なりに赤ちゃんを知っていたつもりだったんですけど、厳しい状況の中で生まれて来る赤ちゃんもいるんだということを知り、とても勉強になりましたし、いろんな感情を抱くことができたので、実際の病院を見られて本当によかったです」

--宮沢さん自身の志は高いですが、演じる吾郎は違いますよね?

「吾郎は親が産婦人科医ですが、継ぐつもりがないんです。でも、その気持ちは分からなくもないというか。僕も親と同じ仕事はしたくないと思った時期があったので、自分が経験してきた気持ちを吾郎に生かせるなと思いました。自分のことが書かれているように感じられる部分もあったので、役作り自体初めてでしたが思っていたほど苦労はしませんでした」

■ 昔は父の仕事にあまり興味がありませんでした

--お父様は元THE BOOMの宮沢和史さんですが、お父様の仕事を素直に受け入れられない時期があったんですか?

「はい。中学3年生までは父の仕事にあまり興味がありませんでした。全国ツアーに入ったりすると家に全然いなかったので。でも、中3の時に久しぶりにライブを見に行ったら、何千人ものお客さんを喜ばせていて素晴らしい仕事なんだなと感じたんです。それから人前に立つ仕事に興味が湧き、その思いが日本を離れてアメリカに留学している時に強まって、今の事務所に履歴書を送ったんです。その時も父の名前は言いませんでした」

--実際にモデル業などを初めてみていかがでした?

「街を歩いている時に『雑誌見てるよ』とか『テレビで拝見しました』と言われるようになるとすごくうれしくて。『MEN’S NON-NO』モデルになって2年目になるのですが、最初のころの雑誌を見るとちょっと成長しているのが自分でも感じて、それを他の方にも気が付いて言ってもらえるとすごくうれしいです」

--ちなみにお父様は何と?

「最初は『大丈夫か?』とすごい心配してくれてました。最近は『MEN’S NON-NO』も毎号見てくれて、テレビに出ると全部録画してくれてるみたいで。僕がいないところで見て、『いいね』とか『頑張ってるね』と言ってくれているらしくてうれしいです。父も本業はミュージシャンですが、ドラマ経験があって、初めて出たときはNGも出したらしいんです。でも、『初めてのときは仕方のないことだから、ミスする覚悟で全力でやれ。徐々に成長していくから、最初はみんなに頼りなさい。その分、全力でやっていることを見せなさい』と言われて。実際に現場に入ったら、本当にその通りだと思いましたし、そう言ってもらえて、気持ちが楽になりました。」

■ 「コウノドリ」の現場はとても温かい現場

-今回のドラマは第2弾ということで、チームワークができているところに入って行ったわけですが、緊張しませんでしたか?

「実際に始まるまではすごい緊張しました。僕の居場所なんてないんじゃないかと思ったんですけど、みなさんと初めてご一緒した日に綾野(剛)さんがすごい話しかけてくれて。まずメーク中にドアがガラガラって開いて『おはよう!』って言われたんです。この声知ってると思って見たら、綾野さんが後ろから来て、『吾郎ちゃんおはよう! よろしくね』って肩を揉まれて。『間違えてもいいから楽しく行こう!』と言ってもらえて、そこでもすごい気が楽になりました。同い年の松岡茉優さんも『よろしくね』って声を掛けてくださって、温かく迎え入れてくれました」

--「MEN’S NON-NO」モデルの先輩である坂口健太郎さんもいらっしゃいますよね?

「先輩の存在は本当に大きいです。撮影前にスタジオ見学をした日にお会いしたんですけど、スタジオ見学の時点ですでに緊張していて。明後日からここでお芝居するんだって思ったら、固まってしまって。そこに坂口さんが来て、『緊張してるの?』って、僕の体をすごいほぐしてくれたんです(笑)。坂口さんも『コウノドリ』が初の連ドラ出演だったらしいので、僕の気持ちを察して『何かあったら聞いて』って言ってくれて、頼もしい先輩だなと思いました。“メンノン”に在籍されていたときから良くしてくれて、飲みに行ったこともある先輩がいてくださることはありがたいです」

■ ビンタのおかげでみなさんの仲間に入れた気がしています(笑)

--しかし、演じる吾郎は第1話でサクラ(綾野剛)たちに挨拶するシーンから、感じが悪かったですよね(笑)。

「こんなところに居たくないって雰囲気が出てましたよね。四宮先生(星野源)にも“ジュニアくん”と呼ばれて、バチバチしてましたし(笑)。吾郎は思ったことをすぐ言っちゃうので、第3話で松岡茉優さん演じる下屋先生にビンタされましたが、星野さんに『撮影3日目でビンタされるってすごいね』と笑われたんです。でも、あのビンタシーンがあったおかげでみなさんの仲間に入れた気がしています(笑)」