北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は先月31日、日米韓を糾弾する署名入りの論評を掲載した。同日、朝鮮中央通信が伝えた。

論評は、先月23日にフィリピンで日本の小野寺五典防衛相、米国のマティス国防長官、韓国の宋永武(ソン・ヨンム)国防相が3カ国防衛相会談を行ったことに対して、「『北の核、ミサイル脅威』についてうんぬんし、上司らと共和国を害するための『共同対応方案』を謀議した」と指摘した。

また、3か国会談に先立ち、小野寺氏と宋氏が日韓防衛相会談を行い、「『北の核放棄』のための『制裁と圧迫を強化』すべきだと喧伝し、双方がより緊密に協力することをもくろんだ」と述べた。

論評はこうした動きに対して、「朝鮮半島情勢をより激化させる危険極まりない軍事的挑発である」とし、「特に重大なのはかいらいが米国、日本との軍事的謀議の場に続いて、『北の核、ミサイル脅威』に備えるという口実の下で朝鮮半島の周辺水域で上司らと共にミサイル警報訓練を行って、極度の戦争機運を鼓吹したことだ」と糾弾した。

その上で、日米韓に対して、「無分別にのさばっていれば任意の時刻に米本土が焦土化され、日本列島が太平洋にそっくり水葬され、南朝鮮の地が焼け野原となる惨たらしい悪夢が現実になりかねないということをはっきり認識すべきだ」と強調した。