ベルギーの首都ブリュッセルで、記者会見場に到着したカルレス・プチデモン氏(2017年10月31日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】(更新)スペイン北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州の独立問題をめぐり、州首相を解任されたカルレス・プチデモン(Carles Puigdemont)氏が31日、訪問中のベルギー首都ブリュッセルで記者会見し、政情不安を回避するためには同州独立の動きの「速度を緩める」べきだという見方を示した。

 この問題でスペイン中央政府は同州の直接統治に踏み切り、大きな反発を招いている。

 プチデモン氏は「皆のための共和国を暴力行為の上に樹立することはできない」と指摘した上で、もしそれが「共和国の発展の速度を緩める」ことを意味するのであれば、それを支払うべき相応の代価と考えなければならないと述べた。

 またプチデモン氏は、憶測が広がっていた亡命の可能性について否定。ベルギーにいるのは「安全面の理由と自由のため」であり、「亡命を申請するためにここにいるのではない」と断言。ただし、滞在期間については言及しなかった。

 さらに中央政府が12月21日に実施するとした州議会議員選挙については、その「挑戦」を受けて立ち、結果を「尊重する」と述べた一方で、「独立派に過半数を与える結果が出た場合、中央政府はそれを尊重するだろうか」と疑問を呈し、「中央政府からの明白な言質が欲しい」と述べた。
【翻訳編集】AFPBB News