セミナーに参加する台湾の消防職員ら=内政部消防署提供

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(台北 31日 中央社)内政部消防署は30日、東京消防庁から松川茂夫理事兼警防部長ら3人を招き、日本の消防救助体系や訓練などについて学ぶセミナーを開講した。台湾各県市の消防職員42人が参加し、意見交換を通じて技能向上を図る。中部・南投県内の訓練センターで来月3日まで行われる。

30日の開会式であいさつした謝景旭副署長は、台湾の救助隊の訓練方式と組織編成は30年余り前に日本から導入されたと紹介。今回の交流を通じ、台湾各県市の消防機関の視野を広げ、救助組織や技術、訓練など関連の制度を洗練させられればと期待を寄せた。

訓練センターの李明憲主任によれば、台湾の救助隊の技術は30年来、大幅なアップデートはなされていないという。李主任は、日本の専門家に国内の現状点検に協力してもらうことで、洗練すべき点やさらなる向上の可能性を理解したいと語った。また、日本で開発が進む軽量な救助資機材に触れ、国内で事故や震災が発生した際に活用可能だとし、将来的な導入の意向を示した。

(黄麗芸/編集:名切千絵)