Amazonの電子書籍リーダー「Kindle」シリーズ第9世代となる、「Kindle Oasis」の新モデルが2017年10月31日に登場。Kindleシリーズ初の防水モデルとなり、サイズや容量も大きく変化。果たして新しいKindle Oasisはどれだけ進化したのか、旧モデルと比較しながら確かめてみました。

Amazon | Kindle Oasis - 電子書籍リーダー

発売日当日に編集部へ届いた新型のKindle Oasis。容量は8GBで、旧モデルの倍となっています。



裏面には8カ国語で製品特徴が記載。日本語は右下に書かれています。



外箱から内箱を引っ張り出すと、Amazonのスマイルロゴがプリント。



ぺりぺりっと封を剥がすと……



本体が登場。



内容物はボタンのガイド図に説明書、microUSBケーブルと本体。



重量は192gで非常に軽く、片手でも十分持てます



高さ138.3mm、幅67.1mmのiPhone7と比較したところが以下の画像。



左が旧モデルのKindle Oasisで、右が新モデルのKindle Oasis。明らかに前のモデルよりも一回り大きくなっており、また背面にある充電ポートもなくなっています。



分厚さは3.4mm-8.3mmと変わっていませんが、新モデルの方は少し丸みを帯びたデザイン。また旧モデルと異なり、分厚い部分には傾斜がついていません。またmicroUSBのポートは、旧モデルでは左持ちの時に下へきていたのに対して、新モデルでは右持ちの時に下へくるように変更されています。



以下の動画を見るとわかるように、ページめくりボタンに対する反応も明らかに新モデルで高速化しています。また旧モデルではパネルタッチの反応がいまいちだったのですが、新モデルでは明らかにパネルタッチの精度が向上。

「Kindle Oasis」旧モデルと新モデルの、ページおくりボタンに対する反応速度を比較してみた。 - YouTube

新モデルには明るさの自動調節機能がついています。部屋の電気がついている状態では画面の明るさが21あったのですが……



部屋の電気を消すと、画面の明るさは自動的に9まで落ちました。



そして旧モデルでは6インチ画面だったのが、新モデルでは7インチ画面になりました。ディスプレイサイズが大きくなったことによって、フォントサイズを同じにした場合、1ページ辺りに表示される文章量は増えました。またバックライトのLEDは10個から12個に増量。しかし明るさを最大にして比べると、旧モデルに比べると新モデルは色が少し柔らかくなっており、あまりまぶしく感じません。



左の旧モデルにはない「ユーザー補助」という設定項目が、右の新モデルには追加されています。



例えば白黒反転のオン/オフを選択でき、好みによって切り替えることが可能。



ただし、さすがに漫画で白黒反転すると少し違和感がありました。



また視覚障害者向けの補助機能であるVoiceViewは英語版のみ対応。



試しに端末の言語を英語に切り替えると、Bluetoothオーディオ機器を検索中という表示が。以前よりKindle OasisにBluetooth接続機能が搭載されているのではとささやかれていましたが、英語版のみとはいえ、とうとう新モデルでBluetoothオーディオ機器への接続が可能になりました。



実際にBluetoothイヤホンに接続すると、案内音声が流れ、無事接続を確認。



また何巻も続刊しているシリーズ物が自動的にフォルダにまとめられるようになったので、以前よりもコンテンツの把握がしやすくなったのはうれしい進化。ただしまだ精度は低く、なぜか一部がフォルダから漏れていたり、フォルダに全くまとめられてないものもあるので注意が必要。



そして今回の新モデルで注目すべきポイントはやはり防水機能、しかも「IPX8規格準拠」とのこと。IPX8レベルの防水性能とは「連続的に水中に置かれても動作する」という基準なので、果たして本当に水中でも動作するのかを確かめるために、新型Kindle Oasisをお風呂へ持ってきてみました。ただし、新型Kindle Oasisの動作温度は0度から35度とのことなので、お湯ではなく水風呂でのテストです。



実際に沈めてみた様子は以下の動画を参照。水に入れるとタッチパネルが誤動作し、反応しなくなりました。しかしページめくりのボタンを押すときちんと反応。ボタンを押している間に水が入ってだめにならないかと心配しましたが、全く問題ありません。

防水機能搭載の新型「Kindle Oasis」を実際にお風呂に沈めてみた - YouTube

ただし、ヘルプガイドに示される動作温度や「水中での使用を目的として設計されていない」という説明書のテキストを見る限り、お風呂で長時間使うというよりも、プールや海などの水辺でも安心して使えると考えるのがベター。もちろん水没してしまった場合は、まずmicroUSBポートから水気を取り、その後しっかり乾燥させなければいけないので注意が必要です。