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すっかり秋めいてきましたね。一年で最も過ごしやすく良い季節だと思います。

秋といえば“読書の秋”、“食欲の秋”、“スポーツの秋”、“芸術の秋”など、季節から連想するイメージや言葉は人によってそれぞれ違うと思いますが、最近秋の風物詩として新しく加わったと筆者が感じているのは“ハロウィン”です。

毎年ハロウィン当日の10月31日付近ではあちこちでイベントが行われていて、もちろん仮装で参加している人も多く見られます。昨年の期間中にSNSに写真をアップした、または見た、という人もたくさんいるのではないでしょうか。

もともとハロウィンとは“収穫祭”または“悪魔祓い”といった宗教的な意味合いが強いお祭りだったようですが、アメリカで盛んになった“仮装パーティー”としての楽しさが日本でも年々受けいれられているようです。

 

■いつ頃からこんな大きなイベントになったの?

気が付いたらみんなが参加していたような気がしますが、筆者が子供の頃はもちろんこんなイベントありませんでした。一体いつからこんな盛り上がるイベントになったのでしょうか? また、どんな人達が参加しているのでしょう?

ハロウィンは本来子どもたちが仮装して街を練り歩き、「Trick or Treat!(お菓子をくれないといたずらするぞ)」 と言って近所の家からお菓子をもらう、というイベントです。そのため、子供を持つお母さんたちも子供の衣装を用意したりして、一緒に楽しんでいる印象があります。

そこで今回はNOSHの代表的な読者である独身20代女性と、子供のいない既婚女性、子供を持つ母親層のハロウィンへの参加の変化を見てみることにしましょう。

『TBSテレビ』が40年に渡って行っているTBS総合嗜好調査 では、「毎年欠かさずに行っている行事」
の中で、2008年以降ハロウィンについて調べています。

 

■毎年欠かさずにする行事は?



出典:NOSH

調べ始めた当初、ライフステージに関係なく「ハロウィンを毎年欠かさずにする」 と答えていた割合は、1割に満たない程度でそれほど高くありません。まだ一般的ではなかったということでしょう。しかし、その後の傾向としてはどんどん増えていますよね。

その理由として考えられることといえば、例えば2011年に『ユニバーサルスタジオジャパン』で『ハロウィーン・ホラー・ナイト』というイベントが始まったことや、六本木や渋谷をはじめとして、街ぐるみでイベントを行うことが多くなりました。結果、ハロウィンを行事として行った人が一気に増えたことなどが考えられます。

加えてフェイスブックやインスタグラムに仮装した写真をアップするなど、楽しさに気づいた人もたくさんいるのかもしれません。

 

■子供がいないと楽しめない?

ところが、どんどん右肩上がりにイベント参加者が増えていくと思いきや、どうもそうでもないらしいのです。

全体の傾向は増えていますが、昨年2016年の調査結果をみると、独身20代女性、結婚していても子供のいない女性がハロウィンを 「欠かさずにする」 と答える割合は減っています。

流行に敏感な20代独身女性がイベントを支え、年々盛大になり市場としては大きくなっていったものの、先にも言ったとおり、子供たちが仮装して楽しめるイベントでもあるため、小さな子供を持つお母さんたちが家族で楽しめるイベントとして定着したのかもしれません。

子供のいない人たちにとってはちょっと人気薄になった感のあるハロウィンですが、昨今のインスタブームでまたハロウィン人気が復活するかも。

NOSH世代のみなさん、1年を通じて特にインスタ映えするイベントでもあると思います。今年もハロウィンを楽しみましょう!

【参考】

※ TBS総合嗜好調査:TBSテレビが1979年から東京と阪神地区で行っている調査。各年10月調査 13-69才男女、約1800人。

【画像】

※  Roman Samborskyi/shutterstock