◇慰安婦資料の記憶遺産登録判断見送り 朝鮮通信使は認める=ユネスコ

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)は日本時間の31日、世界史、世界文化に重要な影響を与えた資料や史料的な価値が高い記録物を保存するための「世界の記憶」(世界記憶遺産)の新規登録リストを公表した。韓国をはじめ中国や日本、台湾など8カ国・地域の民間団体が共同申請していた旧日本軍の慰安婦に関する資料は、登録可否の判断が見送られた。韓国と日本の民間団体が申請した、朝鮮王朝時代に日本に派遣された外交使節「朝鮮通信使」に関する資料と、「朝鮮王室の御宝と御冊」と「国債報償運動」に関する記録物は登録が認められた。韓国文化財庁などが伝えた。

◇6カ国協議の韓中首席代表 きょう北京会談

 北朝鮮核問題を巡る6カ国協議の韓国首席代表を務める外交部の李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長は31日、中国首席代表である孔鉉佑朝鮮半島問題特別代表兼外務次官補と北京で協議する。それぞれ首席代表に就いてから初めての2国間協議となる。両者は今回の協議で北朝鮮の核・ミサイルに関する現在の状況を評価し共有する見通しだ。またトランプ米大統領の韓国、中国、日本などアジア歴訪を前に朝鮮半島情勢の安定的管理と北朝鮮核問題の平和的、外交的解決に向けた協力策についても議論するものとみられる。

◇サムスン電子営業益 過去最高の1.5兆円=7〜9月確報値

 韓国のサムスン電子が31日発表した7〜9月期の連結決算(確報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は14兆5300億ウォン(約1兆5000億円)を記録した。これは前年同期(5兆2000億ウォン)に比べほぼ3倍で、過去最高だった前期の14兆700億ウォンを超えて四半期別の最高額を更新した。なかでも、半導体事業部門の営業利益は9兆9600億ウォンと10兆ウォンに迫り、好業績をけん引した。前年同期の営業利益は3兆4650億ウォンだった。7〜9月期の売上高は前年同期(47兆8200億ウォン)に比べ29.8%増の62兆500億ウォン。

◇国政監査 きょう最終日

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権発足後初となる国会の国政監査が31日に終了する。国政監査は21日から701の官庁・機関を対象に行われてきた。最終日は法制司法、政務、企画財政など13の国会常任委員会が監査を実施する。

◇妊婦の3人中1人 配偶者からの暴力経験

 韓国の妊婦の3人に1人が配偶者からの暴力を1回以上経験したとの調査結果が出た。慶北大看護科学研究所の研究チームが昨年、大邱市と慶尚北道の産婦人科病院3カ所を訪れた妊婦250人を対象に、妊娠中の配偶者による暴力の実態について調査したところ、34%に当たる85人が妊娠中に配偶者から心理的、肉体的、性的暴力を受けたことがあると回答した。米国で妊婦の18%が妊娠中に配偶者からの暴力を経験すると報告されたことがあったが、韓国でこのような実態調査の結果が出たのは初めて。