湿原に群生する「ヤチボウズ」をモチーフにした展望台

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日本最大の水の楽園「釧路湿原」。ラムサール条約の登録されており、国立公園の指定も受けている広大な湿原です。そんな釧路湿原を一望できる展望台が「釧路市湿原展望台」です。今回は釧路市湿原展望台をご紹介します。

運が良ければ天然記念物タンチョウの姿も

釧路市湿原展望台は建築設計家「毛綱毅曠(もづなきこう)」氏によって設計されました。この建物は、湿原に群生する「ヤチボウズ」がモチーフ。ヤチボウズとは漢字で谷地坊主と書き、盛り上がった草の塊のこと。そんなヤチボウズをモチーフにした古風な西欧の白を思わせる建物で1984(昭和59)年1月にオープン。2007(平成19)年にはリニューアルされ、「水の大地」である釧路湿原を再現したジオラマや幻の魚「イトウ」を再現した木彫りのほか、四季の湿原やライブ映像が見られます。

釧路しないから車で約30分と好アクセスも人気の秘密。ここから見られる景色は釧路湿原の西側の景色です。釧路市湿原展望台には、屋上の屋外展望台と3階屋内展望台があり、屋上展望台では湿原の風を感じながら刻々と移り変わる釧路湿原の風景が眺められ、風の音や小鳥たちのさえずりなど、湿原ならではの音も感じられます。

釧路市湿原展望台横には、1周2.5km、約1時間かけて歩くことのできる木道があります。この木道は階段や林道が続くので、ヒールなどかかとの高い靴は避けるのがよいでしょう。1周2.5kmと程よい運動になる木道ですが、各所に休憩所が設置されているので体力に自信のない方でも安心。30分ほど歩くと、より湿原を間近で見られるサテライト展望台があります。より大迫力の釧路湿原が見られますよ。

湿原散策で疲れたら、1階「レストラン憩っと(いこいっと)」へ。ここでは阿寒ポークカレー(1000円)や丹頂ソフト(400円)など地元食材を使用した料理を楽しめます。湿原散策だけではなく、美味しい料理も食べられるのは嬉しいですよね。

多種多様な生物だけではなく、グルメも楽しめる「釧路市湿原展望台」。ぜひ釧路湿原の大迫力を体感してみてください。

釧路市湿原展望台 ■住所:北海道釧路市北斗6-11 ■電話:0154・56・2424 ■営業時間:8:30〜18:00(5〜10月)、9:00〜17:00(11〜4月) ■休み:年末年始(12月31日〜1月3日) ■入館料:一般・大学生470円、高校生250円、小中学生120円

【北海道ウォーカー編集部】