酒類販売大手コンステレーション・ブランズが販売するビール「コロナ」と「モデロ」(2017年4月5日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米国でビール「コロナ(Corona)」などの販売を手掛ける酒類販売大手コンステレーション・ブランズ(Constellation Brands)が、カナダの大麻(マリフアナ)栽培会社キャノピー・グロース・コーポレーション(Canopy Growth Corporation)の株式を9.9%取得したと発表した。出資額は2億4500万カナダドル(約216億円)。

 コンステレーション・ブランズは株式取得について、「今回の出資と協力は進化する消費者動向と市場の動きを把握し、対応するというわが社の長期戦略と一致する」と説明する一方、「政府レベルで法的に許可されるまで、米国やそれ以外の市場でマリフアナに関する製品を販売する計画はない」としている。

 同社のロブ・サンズ(Rob Sands)最高経営責任者(CEO)はマリフアナ市場の将来性に対する期待を示した上で、「キャノピー・グロースには(マリフアナ)市場に関する法や規制、経済動向を熟知した経験豊富な首脳陣がいる」と述べた。

 カナダではすでに医療用マリフアナの使用が認められており、来年7月には嗜好(しこう)品としての使用も全面的に合法化される。米国でも29州で医療用マリフアナの利用が許可されているものの、嗜好品として使用が認められているのは数州にすぎない。
【翻訳編集】AFPBB News