衆院選で大勝した自民党が国会の野党の質問時間を大幅に減らしたいと提案している。「なぜ、そうなったのか。きっかけは『魔の2回生』です」と司会の羽鳥慎一が伝える。

2回生は今度3回生になったが、2回生のときはスキャンダルや失言などが続き「呪われた魔の2回生」といわれた。そこで若手議員3人が先週27日(2017年10月)に森山裕国対委員長に「議席数に応じた質問時間にしてほしい」と要望した。

ある2回生は理由について「若手に質問がまわってくることはほとんどない。だから、1回も質問していない議員が『仕事をしていない』と週刊誌に叩かれる。是非、われわれの若手にも時間をまわしてほしい」とブログで語っていた。こうした要望を受けて萩生田光一幹事長代行が安倍首相に報告、首相もその通りだと同意した。

今の質問時間は与党2割、野党8割となっている。配分をみると、自民1時間1分、公明28分、民進4時間7分、共産57分、維新39分。この割合は自民党が野党時代に当時の与党民主党に「野党は政権に対し、しっかり監視して追及すべきだ」と要求して実現したことだという。

与党67%、野党33%になる計算

仮に新議席数をもとに配分すると、自民4時間17分、公明26分、立憲50分、希望45分、無所属12分、共産11分、維新10分で、与党67%、野党33%となる。

希望の党の笠浩史国対委員長「民主党政権時に自民が2対8の割合を決めたこと。(これを変えるのは)とんでもない話である」、立憲民主党の枝野幸男代表も「丁寧に説明と言いながら、暴論といえる。一刻も早く取り下げて頂きたい」と反発している。

一方、萩生田氏は「若い2、3回生たちは、選挙期間中に質問回数などで1部のネットから誹謗中傷を受けた。国会のあり方を変えるべき」といっている。

玉川徹(テレビ朝日解説委員)「自民党の中で若手にやってもらえばいいではないか」

青木理(ジャーナリスト)「やっぱり、森友・加計問題で質問されるのが嫌だと思われる」

「丁寧」「謙虚」、もうどこかへ行ったのか。