これぞ花鳥画のお手本!江戸〜明治期の日本画家・幸野楳嶺の「楳嶺花鳥画譜」が素敵

写真拡大 (全6枚)

幸野楳嶺(こうのばいれい)は江戸時代〜明治にかけて活躍した日本画家。門人には戦前の京都画壇を代表する近代日本画の大家・竹内 栖鳳(たけうち せいほう)も。 門人の中でも秀でた才能を発揮した竹内栖鳳、菊池芳文(きくち ほうぶん)、谷口香嶠(たにぐち こうきょう)、都路華香(つじ かこう)の4人を”楳嶺四天王”と呼ぶことも。

楳嶺は教育者としても貢献した人物で、楳嶺四天王をはじめとする弟子たち対しては徹底して基礎教育を行い、基礎ができれば自由にさせる…そんな指導をしていたそうです。女性として初めて文化勲章を受章した上村松園も明治26年頃に楳嶺に師事していました。

今回紹介する作品は、幸野楳嶺による絵手本集「楳嶺花鳥画譜(ばいれいかちょうがふ)」です。


本作は全33作品をまとめた作品集で花・鳥を描いた花鳥画。作品1点づつに花と鳥が1種づつ描かれています。花びらや鳥の羽根の色鮮やかさがとても印象的ですね。



自身の個性を作品に反映するというよりも、教育者的な、基礎に忠実でとてもスマートな知性あふれる作風ではないでしょうか。作品には情緒も感じらます。

それでは、幸野楳嶺による「楳嶺花鳥画譜(ばいれいかちょうがふ)」をご覧ください。

幸野楳嶺「楳嶺花鳥画譜」を見る

楳嶺花鳥画譜(ばいれいかちょうがふ)