SNSでバズるならズバリ「日本のウユニ」!?(写真はイメージ)

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SNSに写真をアップし、誰もが気軽に写真を共有できるこの時代。できればより多くの人に……“バズる”写真のヒントを国内のツイートから分析してみた。

【写真を見る】2017年9月度 国内ツイートワードTOP25(※KADOKAWA調べ)

Twitterのエンターテインメント領域におけるツイート全量データを基に、2017年9月の47都道府県のSNS定点観測調査(データ抽出期間:2017年9月1日〜9月30日)を実施。そこに現れるツイート内容の変化やトレンド、ツイート数の変動から人々の行動を読み解いた。(※KADOKAWA調べ)

国内ツイートワードの1位は「写真」。「動画」「仕事」「時間」といった言葉を押さえての1位で、依然として、SNS上での写真への関心の高さがうかがえる。その「写真」で特に注目されたのが新潟県だ。

ユーザーがツイートしたワードの県別TOP10で、47都道府県中、唯一「写真」が1位だったことに加え、3位には「風景」、さらに、写真好きの間でハッシュタグに使われる「ファインダー越しの私の世界」が4位と、上位に軒並み「写真」の関連ワードがランクインしている。

また、「新潟県」を含むツイートでもっともリツイート(RT)されたのが、新潟県村上市の笹川流れで撮影された写真のツイートだ。水面が鏡となって空を反射する絶景が写し出されたこの写真が「ボリビアのウユニ塩湖」の情景のようだと大きな話題を呼んだ。

新潟県の県別登場ワード5位の「リフレクション」も、笹川流れの写真投稿の中で使われていた言葉で、“新潟のウユニ”が全国的に注目を集めたことが分かる。くしくも8月には、鳥取砂丘周辺の海岸で撮られた「ウユニ塩湖のような写真」が注目されたばかり。国内にあらわれるウユニの景色は絶大な人気があるようだ。

新潟県以外に、「写真」が都道府県別登場ワードTOP3に入ったのが富山県。4位には「コスプレ」が続いているが、これは9月2日(土)・3日(日)に「第8回富山こすぷれフェスタ」が開催されたことによるもの。富山こすぷれフェスタは北陸最大級のコスプレイベントで、分析結果から県外からも多くの関心を集めたことが分かる。

そのほかにも、都道府県名を含むツイート数が先月比5009%(80万5464ツイート)と驚異的な伸びを見せた京都府のツイートも、牽引したのはやはり「写真」ツイートだ。京都のヒョウ猫カフェで、ゴミ箱の上に座り客のゴミをゴミ箱に押し込もうとする猫の写真が大反響。73632RT(9月30日時点)と、1匹の猫が全国を魅了した。

SNSにおける写真の爆発力がデータからも明らかになった9月。絶景、コスプレ、猫、これらの被写体が人気を博すという結果が分かった。“バズる”写真で注目を集めたいあなた、「日本のウユニ」をぜひ探してみよう!【ウォーカープラス編集部】