シリア・ダマスカス近郊の東グータ地区で、支援物資をトラックから降ろす人たち(2017年10月30日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】シリアの首都ダマスカス近郊に位置し、政府軍の包囲が続く反体制派支配地区の東グータ(Eastern Ghouta)に30日、4万人分の支援物資が届けられた。同地区では住民や援助団体が飢餓などの人道危機が深刻化していると訴えていた。

 AFPが今月現地で撮影した写真には、見る者に衝撃を与えるほど痩せこけた子どもの姿が写っている。医師らによると、栄養失調と合併症で乳児2人が死亡したという。

 AFPの記者の話では、東グータの町メスラバ(Mesraba)に集まった住民の中には、政府軍による封鎖の終結を求めるメッセージや、今月に入り生後1か月で餓死した乳児の写真を掲げる人の姿もみられた。

 赤新月社(Red Crescent)によれば、トラック49台が8000箱の食料、それとほぼ同数の小麦粉や薬、医療品が入った箱を運び入れた。

 東グータはかつては農業が盛んで果樹園が有名だった。しかし2013年以降、政府軍の包囲が厳しくなり、食料や薬が不足している。
【翻訳編集】AFPBB News