初の2桁得点を達成も、高みを見据える名古屋MF青木亮太「まだ上には上がいる」

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 2017明治安田生命J2リーグ第39節が29日に行われ、名古屋グランパスとザスパクサツ群馬が対戦した。名古屋は先制しながらも逆転を許す苦しい展開となったが、先制点を含む2ゴールを決めたMF青木亮太の活躍もあって再逆転。4−2で難しい試合をものにしている。

 雨の影響で試合が中断する事態に陥るなど、この日のピッチコンディションは決して良好とはいえなかった。青木も「なかなか自分たちのサッカーをできるようなグラウンドではなかった」と語ったが、「つなげそうなところではつないで、相手のコートの真ん中のような、つなげなさそうなところは避けながら」プレーし、試合の中でピッチの状況に対応していったと話した。

 先制点の場面については「ちょうどディフェンスの間から見えていたのと、風があったので(田口)泰士くんに『シュート性のボールを蹴ってください』というのをお願いしてから中に入ったら、そのボールがちょうど自分の前に来た」と語り、自身の狙いがうまくかみ合っての得点であったことを明かした。

 今日の2得点で今シーズンのゴール数を10に乗せた青木は、自身初となるシーズン2桁得点も達成した。シーズン頭に2桁のゴールを記録できるイメージは「正直なかった」と言うが、「ここにきてシュートの感覚が少しずつ変化してきているところがあると思う」とも話しており、「ゴールに直結するようなプレーが、シーズン半ばくらいから少しずつできてきたのかなと思います」と、自身の変化について語っている。

 自身初の大台に乗せたことに手応えを感じているか問われると、「2桁取れたことは良かったですし、それがチームの力になれているのかなと思いますけど、まだ上には上がいるので」と話し、得点ランキング上位の選手たちは20を超えるゴール数を記録していることを意識。「そういうのを見るとまだまだですし、もっと取れる場面があるので。そういうところを決められるようになりたいです」と語り、現状に満足せずさらなる高みを目指していく姿勢を示した。

 熾烈な昇格争いが続く中、青木は自らの2桁得点について「チームがその得点で勝てているので、これからも得点して勝てるようにしていきたい」と語った。今日の結果を受けて3位に浮上した名古屋は、自動昇格圏まで勝ち点差2という状況まで迫っている。