湖池屋といえば、ポテトチップス・シーンの絶対王者的存在の「湖池屋ポテトチップス のり塩」だが、ここに来てレギュラーラインナップに追加されたのが『湖池屋ポテトチップス サラダ』。「のり塩」「うま塩」があるのに通常塩味と同義と言われるサラダ味を追加。どういうことなのか。

■レギュラー製品で塩味ばかりを3種類展開する湖池屋は一体何を考えているのか。

前年の台風により北海道でジャガイモが記録的な不作となった今年の春、ポテトスナック・メーカーのカルビーの業績に大打撃を与えるほどのインパクトがあり、買占めに走るファンも後を絶たなかったポテトチップス界。

湖池屋もまた一部商品を販売休止するなど大変なことになった。しかし秋の声を聞く頃には、そうした原料不足も次第に解消。湖池屋も「PRIDE POTATO」や「カラムー超」など徹底攻勢をかけ始めた感がある。

 

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そんな中、レギュラーラインナップに追加されたのがこの湖池屋『湖池屋ポテトチップス サラダ』(63g・実勢価格 税抜約128円・2017年10月2日発売)。おや? と思った人は正解。現状のレギュラーは、「のり塩」「うま塩」「ガーリック」。癖の強いガーリックはともかくとして、のり塩も海苔がなければ塩味、うま塩は塩味、そしてこのサラダ味というのもスナック業界では一般的にサラダ油+塩味と言われている。つまり3/4が塩味というラインナップはいささか異常ではないか。

海苔をメインとするなら「のり塩」は除外できる。しかし通常サラダ油(食用油)を使わずに作ることはできないポテトチップスにおいては、「うま塩」も「サラダ」も同じになってしまう気がする。

ということで食べて確認してみることにした。

パッケージを盛大にパーティー開けすると、香ってくるのはほんのりとした酸味。一枚掴んで口に放り込んでみると通常のスナックのサラダ味とは違い、酸味が際立っているではないか。サラダせんべいにしてもサラダと名がつくものは、普通単なる塩味。しかしここにきて湖池屋は常識を覆すサラダ感を押し出してきた。

「のり塩」の存在感に押され気味ながらも、ジャガイモの美味しさを前面に押し出した「うま塩」と区別するためなのか、確かにサラダ的な酸っぱさがアクセントになっている。改めてサラダの味を追求した味付け。ほほう、何ともややこしい。

よくよく表面を見ると「のり塩」の海苔のように入っているのがパセリ。ほんのり甘いジャガイモとまろやかな酸味が奏で出すハーモニーを湖池屋特有のライトお焦げレベルで楽しむと、実にキリがない美味しさ。さっぱりしている分、たくさん食べやすい。なぜ今頃サラダ味の通常概念を崩そうとしたのか、いまひとつ謎ではあるが。

 

 

職人気質の湖池屋体質がしっかり表れた『湖池屋ポテトチップス サラダ』、全国のスーパー、コンビニエンスストアで入手可能だ。

 

湖池屋 ポテトチップス サラダ 63g×12袋