浦和レッズの長澤、ベフェレンの森岡、セレッソ大阪の清武【写真:Getty Images】

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GK:際立っている川島の存在感

 アジア予選を勝ち抜き、ロシアW杯の出場権を獲得した日本代表。11月10日にブラジル代表、11月14日にベルギー代表との試合を迎える。この2試合に臨む日本代表メンバーは10月31日に発表されるが、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督はどんなメンバーを選ぶのか。フットボールチャンネル編集部では、これまでの日本代表の戦いぶり、最近の活躍を受けてハリルジャパンに招集すべき選手たちを選出。ハリルホジッチ監督は公式戦のベンチ入りメンバー数である23名より多い人数を招集する傾向にあるため、26人の選手をピックアップしている。

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GK:3人
川島永嗣(メス/フランス)
東口順昭(G大阪)
中村航輔(柏)

 ブラジル、ベルギーとのテストマッチに臨むヨーロッパ遠征。前シリーズでは新戦力の発掘の狙いもあったが、強豪と対戦する今回は現状のベストメンバーを招集すると思われる。

 GKの第一候補はフランスでプレーする川島で決まりか。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の信頼も厚い守護神に加え、東口と中村もハリルジャパンの常連になりつつある。ガンバ大阪、柏レイソルでプレーするGKにとってはこの遠征自体が大きな経験となることだろう。

DF:主軸は固まりつつある。新潟の若武者に期待

DF:8人
吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
昌子源(鹿島)
槙野智章(浦和)
植田直通(鹿島)
長友佑都(インテル/イタリア)
酒井宏樹(マルセイユ/フランス)
酒井高徳(ハルンブルガーSV/ドイツ)
小泉慶(新潟)

 ハリルジャパンのCBは吉田がディフェンスリーダーとして存在感を示している。そして、鹿島アントラーズの昌子が台頭し吉田とコンビを組むようになった。これまでのパフォーマンス、現在の調子からすればCBに大きな入れ替えが必要とは考えにくい。

 SBは長友、酒井宏、酒井高は当確だろう。その中で小泉が面白い存在か。ボランチの選手だが、アルビレックス新潟では右SBとして戦っている。複数でなければ止められない磐田のアダイウトンをたった一人で食い止めるなど、闘争心剥き出しの守備に光るものがある。荒削りなのは間違いないが、ポテンシャルは無限大だ。

ACLで大活躍のMFら新顔を推薦

MF:8人
長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)
山口蛍(C大阪)
井手口陽介(G大阪)
小林祐希(ヘーレンフェーン/オランダ)
香川真司(ドルトムント/ドイツ)
森岡亮太(ベフェレン/ベルギー)
清武弘嗣(C大阪)
長澤和輝(浦和)

 山口、井手口の選出は確実だろう。彼らはダブルボランチ、アンカー+インサイドハーフの形にも対応でき、ハリルホジッチ監督も高く評価しているはずだ。そしてコンディションに不安が残るが長谷部は貢献度が絶大。不測の事態が起きるとチームは機能不全に陥るため、状態さえ問題なければピッチに立たせたい。

 小林は前シリーズ、インサイドハーフとして攻撃を操縦した。ベルギーで大車輪の活躍を見せる森岡にも、今回はメンバー入りのチャンスがあるのではないか。ファンタジスタタイプの彼が招集された時、ハリルジャパンにどのような影響をもたらすか楽しみだ。

 また、負傷離脱していた清武もすでに戦列復帰し、結果も残している。怪我さえなければハリルジャパンのレギュラーであり続けたであろう大黒柱も、このタイミングで代表復帰を果たすべきではないだろうか。

FW:メキシコで復調の兆し見せる大黒柱の復帰は妥当

FW:7人
大迫勇也(ケルン/ドイツ)
岡崎慎司(レスター/イングランド)
本田圭佑(パチューカ/メキシコ)
久保裕也(ヘント/ベルギー)
乾貴士(エイバル/スペイン)
原口元気(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
小林悠(川崎F)

 CFは大迫と岡崎、左サイドは乾と原口、そして右サイドは久保と本田。ハリルジャパンの3トップはいずれのポジションも複数の選手がハイレベルな争いを繰り広げている。それぞれタイプも異なるから、組み合わせ次第で様々な化学反応が期待できる。

 その中で本田がやや序列を落としていたが、メキシコで結果を残し始めており、コンディションも戻ってきたと思われる。パフォーマンスが落ちれば代表戦のピッチに立つことはできなくなるが、本田の個性はチームにとって必要なものではないだろうか。とはいえ、本人は試合で活躍することを望んでいるはず。今回招集されるなら、強豪を相手に違いを生み出すプレーに期待したいところだ。

text by 編集部