ケニア・キスムで、ウフル・ケニヤッタ大統領の再選を伝えるテレビ放送を見る人々(2017年10月30日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】ケニアで26日に行われた大統領選挙の再投票で、選挙管理委員会は30日、現職のウフル・ケニヤッタ(Uhuru Kenyatta)大統領が98%の得票率を得て勝利したと発表した。再投票は野党連合のライラ・オディンガ(Raila Odinga)候補が不参加のまま実施されており、開票結果を受け、野党支持者の多い地域では暴力行為の再発が懸念されている。

 再投票の投票率はわずか38.8%。オディンガ氏の得票率は1%以下で、同氏が有権者に呼び掛けたボイコットの影響が示された。ケニヤッタ氏は開票結果について、最高裁によって無効とされた8月の選挙結果の正当性を裏付けるものだとして称賛するとともに、再投票の正当性を疑問視する見方を批判した。

 ケニアでは、数か月にわたり続いた選挙期間中、各地で暴力的なデモが発生。野党支持者の多い同国西部や衝突が多発している首都ナイロビのスラム街の一部では過去48時間ほど平穏が保たれているものの、開票結果の発表によりさらなる怒りが沸き起こり、抗議行動が激化することが予想されている。
【翻訳編集】AFPBB News