28日、韓国・マネートゥデイが、就活生や資格試験の受験生らが多く集まる韓国の「読書室」で、一風変わった新たな利用規則が続々と生まれていると報じた。資料写真。

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2017年10月28日、韓国・マネートゥデイが、就活生や資格試験の受験生らが多く集まる韓国の「読書室」で、一風変わった新たな利用規則が続々と生まれていると報じた。

韓国の図書館や塾には「読書室」と呼ばれるスペースが設けられており、たくさんの受験生が自習のために訪れる。月額で座席を指定しレンタルできる専用自習室もあるほどだ。そんな中、「マルチペン(3色ボールペン、4色ボールペン)の使用を読書室内で禁止します」と書かれた読書室の警告文を撮影した写真がツイッターに掲載された。警告文にはさらに「マルチペンの色を替える際のスプリングが跳ねる音が、他の人への妨害になります」と書かれており、 1万回以上リツイートされるなど話題になったという。

読書室の利用マナーをめぐっては、こうした「騒音問題」に限らず日々論争が繰り広げられている。せきや携帯電話の音など騒音を引き起こす行動のみならず、本のページをめくる音や寝息を指摘するケースも。また利用する際の服装やコーヒーを飲む行為など、学習と無関係なことに対して抗議が上がるケースもあるそうだ。

抗議は、付箋に書かれ張り出される場合が多く、実際に「バッグのファスナーは外で開けてから入ること、コートも外で!鼻水をすするのもバツ」「落書きの音がうるさいです」「一つ席を空けて座った方がお互いにいいじゃないですか。くそ真面目になんで(隣に)座るんですか」「初対面で申し訳ないのですが、パジャマのズボンは迷惑だと思います」「毎日コーヒーを買ってくるのはぜいたくじゃありませんか。少し控えてください」などの付箋メモがネット上で話題になっている。

騒音によるトラブルなどを防ぐべく、自習室によっては「水以外の飲料の持ち込み禁止」「音の出ない室内履きの着用」「筆記具の騒音制限」など独自の規則を定めて利用者にあらかじめ同意を求めるところもあるそうだ。

この報道を受け、ネットユーザーからは「勉強のできないやつほど他人や環境のせいにする」「言い訳が過ぎる」「自分たちが息する音は申し訳なくないのか?」「そんなことを気にしてどうやって生きていくんだ?」など過敏な反応を指摘する声が多く寄せられている。

しかし一方では「確かに3色ボールペンの音は気になる」「読書室では普通のボールペンの音も気になるのに、マルチペンはひどい」と抗議に理解を示す声も。

また、「社会がだんだんと無限エゴイズムになっているようだ」と韓国社会の前途を憂慮するユーザーもみられた。(翻訳・編集/松村)