30日、環球時報によると、ホロコーストを生き延びたイスラエル在住の男性が「日本人は南京に行って中国人に謝罪すべき」との言葉を口にした。写真は南京大虐殺記念館。

写真拡大

2017年10月30日、環球時報によると、ホロコーストを生き延びたイスラエル在住の男性が「日本人は南京に行って中国人に謝罪すべき」との言葉を口にした。

記事によると、この男性は1925年4月、ドイツのユダヤ人家庭に生まれたが、生き延びるためにドイツ人と偽った過去を持っている。「ヒトラーユーゲント」のメンバーとなり、優位にあるとされたアーリア人の「見本」として骨格測定も受けたそうだ。一方、男性の父親は1943年にユダヤ人隔離地域で餓死し、母親も翌年ガス室で死亡。兄二人は生き残ったが、妹は戦時中に射殺されており、男性の数奇な運命は1990年に映画化された。

今回、男性が「日本人は当然、南京に行って中国人に謝罪しなければならない」と語ったのは、イスラエルを訪れた中国のネット著名人らとの交流の中でのことだ。必然的に南京事件が話題となり、男性は「日本人は中国人に謝罪すべきだが、残念ながら私が日本人を動かすことはできない」と語ったという。

記事は、男性と会う前日に訪問団がエルサレムのホロコースト記念館を訪れたことを紹介し、同館を訪れる外国人見学者の中でドイツ人が最多となっていることを伝えた。(翻訳・編集/野谷)