デルタ航空は10月30日の東京/成田発デトロイト行きのDL276便をもって、日本線へのボーイング747-400型機の投入を終了した。

フルフラットとなるビジネスクラスの「デルタ・ワン」を48席、エコノミークラス前方の足下が広い「デルタ・コンフォートプラス」を42席、エコノミークラス「メインキャビン」を286席の計376席を配置。電源やWi-Fiサービスも提供している。平均機齢は20年を超えていた。

日本線ラストフライトとなるDL276便(機体記号:N669US)は、定刻より23分遅れの午後6時13分に成田空港の26番スポットを出発した。出発に先立ち、ゲート前では記念のセレモニーも開かれた。

デルタ航空はボーイング747-400型機を、東京/成田〜ニューヨーク/ジョン・F・ケネディ、アトランタ、デトロイト、シアトル、ホノルル、マニラ、台北/桃園線といった、日本とアメリカやアジア各地へ結ぶ便に投入していた。

退役を前に、記念プロジェクト「Thank You 747-400」を7月31日から開始。成田国際空港と共催でフォトコンテストと写真展を開催した。最優秀賞の1名は、ボーイング747-400型機のラストフライトに搭乗し、渡米した。ボーイング747型機との思い出ストーリーの募集、チャーリィ古庄氏が撮影した写真の中から厳選して選んだ5種類の退役記念ポストカードや、現役機材のうち日本線に投入が多い6302型機をモデルとしたモデルプレーンの製作なども行った。

アトランタ国際空港近くのデルタ航空博物館(DELTA FLIGHT MUSEUM)では、3月28日よりボーイング747-400型機1号機(機体記号:N661US、6301号機)を改装した「747エクスペリエンス(747 Experience)」の公開も開始している。

あす10月31日からは、初の本格プレミアムエコノミークラス「デルタ・プレミアムセレクト」を搭載した、エアバスA350-900型機の投入を開始する。供給座席数は約2割にあたる70席減ることになる。

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