会見に出席した西野技術委員長、森保監督、田嶋会長

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 96年アトランタ五輪でチームを率いた西野朗技術委員長が、東京五輪代表監督に就任した森保一氏にアドバイスを送った。

 銅メダルを獲得した1968年メキシコ五輪以降、五輪出場が叶わなかった日本代表だったが、96年アトランタ五輪で28年ぶりの出場を果たすと、グループリーグ初戦でブラジルを破る“マイアミの奇跡”を演じた。

 当時、指揮を執っていた西野技術委員長は、森保監督へのアドバイスを求められると、「20年前に経験させてもらって、当時とはまったく環境も違う」と前置きしながらも、「クラブから代表になって環境が変わるし、思い通りにいかないところもあると思うので、そういう要求をストレートに挙げてほしい」と五輪代表監督の“先輩”として助言。

 さらに、「要望を出し過ぎたとは思わないけど、そう思われたし、この監督はちょっと変、おかしいんじゃないかと散々言われた」と自身が五輪代表監督時代のエピソードを披露しつつ、「奇人、変人だと思われることが成功に結び付く」と持論を展開。森保監督は「新たなお願いが出たら、その都度お願いしていきたいと思うが、すでに全面的にバックアップしてもらっているので、心強くやっていきたい」と答えた。

(取材・文 折戸岳彦)