(株)オフィスティーエム(TSR企業コード:297257005、法人番号:6010701019902、品川区西五反田4−30−10、設立平成19年11月2日、資本金100万円、今井貢社長)は10月18日、東京地裁に破産を申請し10月25日、破産開始決定を受けた。破産管財人には古田茂弁護士(本間合同法律事務所、中央区築地1−12−22、電話03−5550−1820)が選任された。
 負債総額は債権者152名に対して約4億1000万円。

 設立当初はコマーシャル制作や芸能プロダクションを主体と、近年は映画制作に注力していた。平成22年夏に公開された映画「さよなら夏休み」(監督:小林要、主演:緒形直人)の制作に携わり、所属アーティストの出演料などを背景に年商は約1億円をあげていた。しかし、28年11月頃から制作を開始し29年10月公開予定の映画「一茶」(主演:リリー・フランキー)が、約3億円の制作資金などを出資する予定だった法人から資金を得られないトラブルが発生。このため、公開が遅れ資金繰りが限界に達したことで、事業継続が困難となった。
 なお、関係筋によると、「一茶」は利害関係者が多いため破産手続きのなかで公開できるか調整していく意向。