中国・北京の市場に飾られた同国の習近平国家主席と、建国の父である毛沢東の肖像画(2017年9月19日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】今月開かれた中国共産党大会で党規約に盛り込まれた「習近平(Xi Jinping)思想」に関する研究機関が、同国の少なくとも20校の大学に設置されたことが明らかになった。

 第19回中国共産党大会では、習国家主席の名前を冠した指導理念「習近平の新時代の中国の特色ある社会主義思想」を盛り込んだ党規約の改正案が承認され、建国の父とされる毛沢東(Mao Zedong)や改革開放路線を導いた小平(Deng Xiaoping)氏と並び、党規約に習氏の名前が明記されることになった。

 地元メディアの29日の報道によると、研究機関は「象牙の塔に隠れる」ことなく、日常生活のあらゆる面に習思想を組み入れることを推奨していくという。

 湖南師範大学(Hunan Normal University)に設置された研究機関の所長は、中国共産党の機関紙「人民日報(People's Daily)」に対し「習思想をビジネス界や地域社会に喧伝するため、多くの専門家や教授陣を結集する」と語った。

 また中国教育省は30日、「中国共産党への愛着心を育む」活動を含む、初等および中等教育における必修の課外学習に関する指針を発表している。
【翻訳編集】AFPBB News