海外版ミニファミコン、多くの再販を約束 「転売価格を快く思っていない」
米任天堂のReggie Fils-Aime社長はNES Classic Editionの再販につき、かなりの台数を確保することを米メディアThe Vergeのインタビューの中で明らかにしました。

NES Classic Editionとは北米版のファミコン(NES)を手乗りサイズにした筐体に、『スーパーマリオブラザーズ』など30本のゲームを内蔵した製品のこと。今年4月に出荷終了が発表されましたが、すでに来年夏に再販予定であることを公式サイトで発表済みです。

再販する台数についてNOAサイドが公に触れたのは、今回が初めて。購入したくてもできなかった人達が多いことを認識した上での判断とのことです。
このインタビューの本旨は、今年NOAのゲームハード売上が絶好調だったために浮き彫りになった「ハードウェアの生産不足」全般についてのもの。

そんな嬉しくも悩ましい問題に対して、Reggie氏は「ニーズが満たせない(売上に生産が追いつかない)ことに、いかなる形でも満足しているわけではありません。できるだけ多くの需要を満たすために努力しています」として、品不足が決して意図的ではないことを述べています。

その上で、すでに状況を改善すべくサプライチェーンに変更を加えているとのこと。より詳細な情報については、任天堂本社の君島社長がコメントしてくれることを期待している、と答えています。

最近の任天堂は、「ハードウェアの売上を低く見込むこと」と「予想以上のニーズに急いで対応すること」を繰り返しています。

今年8月にはReggie氏は「(Switchの急きょ増産について)時には見込み違いもある」と認め、NOAはSNES Classic(海外版ミニスーファミ)も当初予定より多くの台数を用意するとのプレスリリースを発表。そうした流れの中に、今回のNES Classicの再販予定台数アップも位置づけられます。

こうした発言の背景には、Reggie氏やNOAの「転売価格を快く思っていない」思いもあるとか。かたや日本の任天堂も「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」を「10月5日の発売日以降も出荷いたします」とアナウンスして転売を暗に牽制しているようで、日米ともに悩みは同じようです。
日本のミニファミコンこと「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」も出荷停止中ですが、2018年に生産を再開すると公式サイトで発表済み。数量については不明ですが、こちらもかなりの数量を用意する方向でお願いしたいところです。