関西地方に住む60代の男性が、彼女欲しさに登録した出会い系サイトで、5000万円もの大金をつぎ込んだ相手がサクラだったとして、サイト運営会社に対して支払った分の賠償を求めたと「産経WEST」が10月24日に報じた。この報道に、ネットではツッコミが続出している。

記事によれば、男性は出会い系サイトで女性と連絡を取っていたが、会う約束にこぎつけても、ドタキャンされるばかりで、会えなかったという。ドタキャンの理由は、「急用」「悪者に追いかけられているため、身動きがとれない」といったものだった。その後も女性は、事あるごとに男性にポイントを購入するようにメッセージを促してきたというのだ。

というのも、このサイトでは、会員のプロフィールの閲覧や会員同士でメールをやりとりするのに有料ポイントが必要になる。1ポイント10円で、メールの送信は22ポイント、受信は24ポイント。会員のプロフィール写真を見るには30ポイントもかかる。にもかかわらず、相手の女性は男性に「『大丈夫!』『守る!』『安心して!』って10回送って」とメールの送信を要求してきたという。

そうした様々なやりとりの結果、3年間で5000万円もの大金をつぎ込んでしまった男性は、サイトの運営会社を相手取って裁判を起こし、「女性はサクラに違いない」として全額返金を求めたものの、サイト側は「実在の女性だ」などと反論。女性は実在するか否かが争点となり、裁判所はサイトに登録されている女性のプロフィール写真やドタキャンの言い訳などから女性がサクラであると結論づけ、サイト側に支払い分の賠償を命じたとのこと。

Twitterでは、

“そんなにつぎ込めるなら普通に結婚相談所とか行けただろ”
“5000万あるならマンション買ったほうが不特定多数にモテるよね”

とツッコミが続出。また、

“出会い系に5000万もつぎ込める経済力があればいくらでも出会えるだろと思ったんだけど、そうでもないのかな。人生厳しいな。”
“被害額5000万。騙され続けてて哀しい気持ちになる。周りに相談する人がいれば気づいたかもしれないですが、言いにくかったのか孤独だったか。”

と哀しみを感じたという声も。

いくら恋は盲目とはいえ、あまりの大金。おかしいと気がついたから、まだ良かったものの……。
(山中一生)

■関連リンク
「サクラにだまされた」出会い系サイトに5千万円、被害の60代男性が怒りの提訴
http://www.sankei.com/west/news/171024/wst1710240001-n1.html