在庫が十分揃っていてじっくり選べる「早割」中がオススメ

 早いもので、もうすぐ暦の上では「冬がはじまる」とされる「立冬」(11月7日)を迎える。カーライフでも、冬支度のシーズンだが、一番悩ましいのは、スタッドレスタイヤをいつ購入するかという問題。すでにタイヤショップや量販店では、スタッドレスタイヤの早期割引セールがはじまっているが、もし今シーズン、スタッドレスタイヤの購入を考えているのなら、この早期割引セール期間中に購入しておくのがベスト。

 理由は、

 1)価格が安い

 2)在庫が豊富

 3)待ち時間が短い

 といったメリットがあるから。世のなかの価格というのは、需要と供給で大きく変動する。本格的に雪が降り出す季節になれば、購入希望者が増えるので、値引きも当然小さくなる。また、スタッドレスタイヤは夏タイヤ以上に鮮度が重要なので、ショップもメーカーも今年のタイヤを、来シーズンまで在庫として持ち越したくない。

 したがって生産数は売り切れることが前提の数しか作らないので、出遅れると希望のサイズ、銘柄が欠品しているということも少なくない。とくに軽自動車用のサイズや195/65R15などが売れ筋サイズで、毎年年末までに売り切れになるケースが多いので気をつけよう。

 非降雪地域では、「雪」という天気予報が出た途端、スタッドレスタイヤを求める人が殺到。履き替え待ちが数時間になったり、タイヤやチェーンが在庫切れになるのもいつもの光景だ。

 昨年は、11月末に関東の平野部でも雪が降って、慌てた人もいることだろう。降雪地域、非降雪地域にかかわらず、スタッドレスタイヤの装着は、雪が降り出すちょっと前に。あまり知られていないかもしれないが、新品のスタッドレスタイヤにその性能を十分発揮させるには、60km/h以下の走行速度で200km以上の走行距離のならし走行が大切。

 雪が降る前日に新品のスタッドレスタイヤを履いても、万全とは言えない……。というわけで、スタッドレスタイヤの購入を考えている人は、予約だけでも今のうちに、出来れば11月半ばまでに手配しておくのが賢明だ。

 また、ホイールとセットでの購入を考えているのなら、同じタイヤ外径のままでインチダウンすると、タイヤ代もホイール代も安くなるのでオススメ。ブレーキなどに干渉しない適合サイズを、メーカーやタイヤショップで確認したうえで購入しよう。

 雪道を走る頻度が少ないので出来るだけ安くという人は、在庫さえあれば1シーズン前、あるいは2シーズン前のスタッドレスタイヤを購入するのもひとつの手。基本的に、適正に保管された新品スタッドレスタイヤは、3年間は同等の性能を維持することがメーカーによって確認されている。

 場合によっては、中古のスタッドレスタイヤというチョイスもある。製造から3年以内で、溝が十分残っていて、なおかつゴムが固くなっていないものならOK。タイヤの専門店には、タイヤの柔らかさを確認する「タイヤ硬度計」があるので、これ測定して、硬度が55以下なら使用可能。60以上なら要交換(寿命)だと思えばいい。

 その他、スキーなどに行くための短期間のスタッドレスタイヤのレンタルサービスや、夏タイヤ・冬タイヤの預かりサービスなどもやっているショップがあるので、これらのサービスも上手に活用するといいだろう。