米ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールで行われたトニー賞授賞式に臨むケヴィン・スペイシー氏(2017年6月11日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米アカデミー賞(Academy Awards)受賞俳優のケヴィン・スペイシー(Kevin Spacey)氏(58)が30日、同性愛者であることを公表するとともに、1986年にパーティーで当時14歳だった俳優のアンソニー・ラップ(Anthony Rapp)氏(46)に性的アプローチをかけたと非難された件について謝罪した。

 ミュージカル『レント(Rent)』のオリジナルキャストとして知られるラップ氏は、ニュースサイト「バズフィード(BuzzFeed)」のインタビューで、1986年にブロードウェー(Broadway)の舞台で共演していたスペイシー氏(当時26)がニューヨーク市内の自宅で開いたパーティーに招待された体験を語った。スペイシー氏の寝室でテレビを見ていると、酔っぱらって「ふらふらした」スペイシー氏がやってきてラップ少年を抱き上げ、ベッドに乗せて覆いかぶさってきたという。

 ラップ氏は、その時のスペイシー氏について、自分を「誘惑しようとしていた」「性的に近づきになろうとしていると分かった」と話している。身をよじって逃げ出し、トイレに駆け込んだのち、スペイシー氏のアパートを出て家に帰ったという。

 この記事が公表された後、スペイシー氏は深夜にツイッター(Twitter)への投稿で、その時のことは覚えていないとした上で「もし、彼(ラップ氏)が話したような行為を私がしたのであれば、心から謝罪する。酔っ払った上での非常に不適切な振る舞いだった」と謝罪した。

 その上で、ラップ氏から非難されたことで「私の人生のある事柄に対処する勇気が出た」と表明。「親しい人たちは知っていることだが、私はこれまでの人生で男性とも女性とも関係を持ってきた。男性を愛し、男性と恋愛をしてきた。今、私はゲイとして生きていくことを選ぶ」と続けた。
【翻訳編集】AFPBB News